2018年1月12日公開。
ドラマ版とほぼ同じストーリーで、配役・出演者も同じです。
超モンスター痛男・伊藤誠二郎に岡田将生くん。
崖っぷち脚本家毒女・矢崎莉桜に木村文乃さん。
都合のいい女A・島原智美に佐々木希さん。
自己防衛女B・野瀬修子に志田未来さん。
愛されたい女C・相田聡子に池田エライザさん。
ヘビー級処女D・神保実希に夏帆さん。
売れっ子脚本家・久住健太郎(クズケン)に中村倫也くん。
ドラマプロデューサー・田村伸也に田中圭くん。
ドラマ版では莉桜の想像する人物だった「伊藤」が、映画版では伊藤本人で描かれていますので、岡田将生くんが最初から最後まで出演しています。
ドラマ版の「伊藤」を演じた、田中圭くん、中村倫也くん、山田裕貴くんと見比べると大変おもしろいです。
登場人物全員「クズ」なのですが、「クズケン」が通称とは異なり、なかなかいいヤツです。
チャラ男かと思いきや一途で切ない。
莉桜と言い争うシーンは、この映画の見所です。
個人的には、ドラマ版の方が好きです。
連続ドラマと映画では、時間が大幅に違うというのもありますが、田村が、何故そういう道を選んだのかというセリフが映画版には無いので、ただの俺様系クズにしか思えなくなってしまうのです。
ラストシーンも異なっています。
ドラマ版の方が、最後の田村のセリフにグッときます。
★★★★★ 伊藤くんはクズだけど、かかわった女は結果成長する
(2018年11月18日の記事を加筆修正したものです)