美人が婚活してみたら

2019年3月23日公開。

意図せず不倫を繰り返してきたタカコ（黒川芽以）も気付けば32歳。

親友・ケイコ（臼田あさ美）に「死にたい」と愚痴をこぼし、婚活すると宣言する。

婚活サイトに登録すると次々にお見合い相手は現れるが、思うような人物には巡り合えず、挙句には美人故に「サクラ」と疑われる始末。

ようやく人の良さそうな商社マン・園木（中村倫也）と出会うが、ちょっとばかり変な人で決め手に欠く。

更なる出会いを求めて行ったシングルズバーで出会ったのは、女性の扱いに慣れ過ぎているバツイチの歯医者・矢田部（田中圭）。

タカコは矢田部に惹かれるが・・・。

ケイコがタカコを「美人だから」と繰り返すのですが、2人の美人度に落差を感じないので、話に入っていきづらく★1つ減。

しかし、そういう設定なのだと飲み込んでしまえば、演技力に関しては申し分ありません。

そして何より、中村倫也くんと田中圭くんのキャスティングが最高

園木は、下手な役者が演じたら単なる変な人で、即却下。

でも、倫也くんが演じるとなんとも可愛らしく、「候補」としては残しておきたくなるんです。

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美人が婚活してみたらさん(@bijikon)がシェアした投稿 - 2019年 3月月15日午前5時20分PDT

矢田部は、閉まりかる扉を自分では止めずに、タカコに開けさせる。

タカコが服を脱ぐのを待って、自分も脱ぎだすという、ずるい男です。

もうね、「あいつはダメだね！」っていうのは頭では重々分かっているんですよ。

けど、一夜だけでも共にしたいという欲望を抑えられないんですね。（あっ、私がです）

エロさだけなら、まあまあ他にも演じられる役者もいるかと思います。

私が圭くんをすごいと思うのは、昼間の矢田部の吸引力の無さ（笑）

いや、カッコイイんです。

でも、仕掛けてくる夜の顔と、仕事中の昼の顔ではセクシーさが違うんです。

夜の矢田部には別れを告げられないけど、昼の矢田部になら別れを告げられる気がするんです。

「結婚はゴールではない」という女性の現実は、身に染みる人が多いと思います。

回想シーンでは、不倫相手へのタカコの態度が素晴らしく、共感できる人物像になっていました。

等身大の大人の映画です。

★★★★★　倫也くんがセクシー系、圭くんが残念系の共演を観たい

美人が婚活してみたら [ 黒川芽以/臼田あさ美/中村倫也/田中圭 他 ] 3,218円 楽天