2005年8月27日公開。
『踊る大捜査線』のスピンオフ映画。
警察官である殺人事件の被疑者が死亡したため、早期決着を図りたい警察上層部。
しかし、押収物の中に被疑者と被害者が同一の物を持っていた事実に気付いてしまった室井慎次(柳葉敏郎)は捜査を止めようとしない。
そんな室井を、弁護士・灰島秀樹(八嶋智人)は被疑者の母親に刑事告訴させることで、これでもかと追い詰めていく。
新宿ALTA前から紀伊國屋書店、伊勢丹前と、「えーっ、よくこんな所で撮影できたな⁉」と思ったら、これがすべてオープンセットとな。
「ひょえ~」
消防車数十台を使っての街全体の雨降らしとか、とにかくスケールが大きい
しかし、ストーリーが陳腐すぎます。
まず、室井の弁護人になる小原久美子(田中麗奈)が、接見を申し込む際に室井の名前を憶えていない。
それだけで、ドン引きでしょう。
八嶋さんの演じる灰島は本当に不気味です。
この話はどうやって収束させるの?ってくらい灰島が室井を追い詰めるのですが、もう収拾がつかなくなっての無理矢理収束感が否めません。
権力を持ったものが事実を歪める怖さがテーマですが、エンターテインメント優先で、フィクションだとしても、とにかく「嘘」が多すぎます。
田中圭くんは黒木孝夫という役名で、雨の中うつ伏せになっている死体役です。
「もしかして、これ圭くんかな?」と思っていたら、後で被害者の顔写真の映像が出てきて、正解だと分かりました。
生前のシーンも出てきますが、遠目だし、セリフもありません。
ある意味、今となっては貴重な死体役かも
★★★★★ 『田中圭24時間テレビ』で語っていた死体役はこれか?
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