2014年2月~3月放送。
「神の手」と称される考古学者・神村賢作(大泉洋)が、遺跡発掘中に13年前の誘拐事件の被害者の骨を見つけてしまう。
同時期、神村の発見した遺物を教科書に載せようと尽力していた編集者・佐久間里奈(松雪泰子)の元に、神村の捏造を指摘する国松源太郎(きたろう)が訪れる。
やがて、助手である馬場慶章(田中圭)も神村の捏造を疑い始め・・・。
大泉洋さんといえば圧倒的にコメディのイメージが強いのですが、この作品ではシリアスに演じており、そしてそれがまた実にいいのです!
終わりまで観ると、なるほど主役は彼でなければならなかったと思います。
自分自身が里奈タイプなので、切り捨てられるものと切り捨てられないものの線引きが甘いなと感じました。
そのため、里奈が終始苦悩する表情で一本調子になってしまったのが残念でした。
行永太一(田辺誠一)の登場シーンが可愛い
この時点では、彼の職業は分からず、クズっぽい感じがたまらなく好きです。特典映像によると、ここはアドリブが入っているようです。
田辺誠一さんも『デカ☆黒川鈴木』でのおバカな白石高作役とか、『ランウェイ☆ビート』での冷淡な溝呂木羅糸役とか、振り幅が大きい役者で目が離せません。
最終章での馬場のシーンは大好きなのですが、冷静に考えると、犯人のターゲットは決まっているし、ターゲットの居場所もすぐに特定できるので、犯人の行動としてはいささか解せません。
物語の盛り上がりとしてはアリよりのアリです。
神村の人柄と馬場との関係性が分かるエピソードでもあります。
でも、馬場のセリフがちょっとカッコよすぎるかな?
ちなみに馬場は「普通」のいい人です。
★★★★★ 未公開映像「いつも僕は損な役回りなんですよ」(笑)
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