俺、優樹23歳A型、年収350万、ごく普通のサラリーマン。


俺には付き合って4年になる彼女、菜穂24歳O型、保母さんがいる。


最近それぞれの両親から結婚の話が出てきて、俺らも何となく
その気になってきた。


(ん~。でも俺、菜穂のお父さんがちょい苦手)
(よくしゃべるし、酒飲まないし、独自の世界を持ってる感じ)


「優樹!明日からお母さんたちハワイに行ってくるけど、あんたたちの指輪のサイズいくつ?」


「はぁ~?なんで?」


「結婚指輪ハワイアンにしたらいいんじゃない?」


(えっと~・・・もうそんな展開?・・・まぁいっかぁ)

「俺は13号。あと聞いとく」


(って、マジ結婚すんのかな俺?)


母ちゃんたちが帰国後、両家の親を交え食事会をする事になった。


「こんばんわ」(ペコリ)

(げっ!両親の他、兄貴、お姉ちゃん、弟、まで来てるじゃ~ん)
(どんだけの力の入れよう?ただの食事会では?)


「はじめまして~」


「父の勇作です」(一通りの紹介が始まった)

「では、両家の今後を祝して」


「かんぱ~い!」

(おいおい。結納か!これは?)


予想通り、菜穂の父ちゃんがしゃべりまくる。


「うちの菜穂は料理も上手いし、恥ずかしながら自慢の娘なんですよ」

(ぜんぜん恥ずかしがってねーから!)


謙虚なうちの親は特に息子の自慢もせず

(自慢するところがないのかも?)


菜穂の父ちゃんのオンステージで会は終わった・・・


「しかしおまえの父ちゃんよくしゃべったな~」


「ごめんね~」


「父さん酒飲まないし、しゃべる事しか楽しみないからさ」


「でも、ほんと俺達結婚するみたいだな~」(笑


「何言ってんの。するんでしょ?」


「ま~ねぇ~」


「なによ、したくないの?」


「べ、別に・・・そんな事ねぇよ」

(なんかなぁ 嫌じゃないけど しっくりこない)
(結婚する時ってこんなもんなのかなぁ)


つづく・・・