その昔、詩集にハマって夢中になって読んだ詩人の中に彼女の名があったはず。単行本、新書そして文庫と1番多く買っているのも彼女かもしれない・・・それだけ胸に応える文言が多いのだ。
本屋へ行くと新たな発見があるから面白い 大体が単行本から文庫化されて並ぶ分文庫本。新書となると「自分が今、何に興味あるか?」問われている気がする。そこで目にした茨木のり子。(初版から45年弱経ってブックカバーを新装して)岩波ジュニア新書からなので青少年に向けて彼女自身が感動した詩をセレクトしているのがこの1冊。人の一生に合わせたかのような詩をセレクトしてくれているのでどんな世代にも届くであろう。