大津絵 | Urbanside & Countryside~徒然なるままに~

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八王子市夢美術館「めぐりあう大津絵」に訪れました。

 

    

大津絵は、滋賀県大津市の大谷・追分周辺で、江戸時代初期から旅人向けのお土産、護符として流通していた絵画です。その起源については諸説ありますが、一説によれば慶長年間に発生した本願寺の分立により、門前町からの立ち退きを命じられた絵仏師たちが追分の地に転居し、旅人相手に手頃な値段の仏画を販売したことがその始まりであると言われています。

第1部は、笠間日動美術館所蔵・洋画家小絲源太郎コレクション。

第2部は、神戸女子大学古典芸能研究センター・志水文庫の大津絵。

仏画に始まり神社の絵馬に描かれる図柄そして風俗画へ・・・絵画としてだけでなく人間浄瑠璃、歌舞伎など道徳哲学にまで影響を与えます。それで歌川国芳にも大津絵の作品があってびっくりびっくり土産物として流通していたことから決まったデザインパターンがあったので作品として被っているものは、あります。同時期に収蔵品展も展示中注意