この先、梅雨の時期に出かけるタイミングは、貴重な晴れ間を見極める事かもしれない。ぐるっとパスでは、割引<入場できるメリットを重視している。渋谷区立松濤美術館では、エドワード・ゴーリー展が開催されておりその前に立ち寄ったのが陶磁器専門の美術館である戸栗美術館。これまでも松濤美術館やBunkamuraザミュージアムに来て寄れるチャンスがあったけれどあまり陶磁器や展覧会自体に興味が薄いのもあってか行けずじまいでした。

 

エドワード・ゴーリー展とは、混み具合が対照的で戸栗美術館では、マイペースでゆったり鑑賞できます。いわゆる名称や方法の説明を1回読んだだけでは、陶磁器の世界を理解するのは難しいでしょう。発色が限定された中での絵付だったりマイセンが真似するほどの図柄など思ったほど飽きずに鑑賞できました。今回(戸栗美術館)の展覧会のチラシはすでに無くその代わりにあったエドワード・ゴーリー展のチラシを先に入手しといて正解でした。

 

鍋島松濤公園へ向かいながら左折すると松濤美術館です。その人出を見れば人気ぶりが一目瞭然でした。展示作品が原画中心の中で版画が最後に待ち構えていたのは、意外でした。キャプションが小さく長文で立ち止まってしまうのが渋滞の要因となっていました。そのせいか2階では、ゴーリーの著作を読めるようにソファが置かれ大人気でした。