府中市美術館での「アーツ・アンド・クラフトとデザイン」を観てきました。時々ウィリアム・モリスの名が出た展覧会があって気になっていたし民藝にも通じる精神だったのでいつもと違うアート鑑賞となりました。
- モリスの代表作が勢揃い!
- アーツ・アンド・クラフト運動の発展のキーパーソン5人
- プリントで有名なリバティ商会のプリント以外の作品も!
- アメリカで独自に発展をとげたアーツ・アンド・クラフトの世界を紹介
ウィリアム・モリスを有名にした室内装飾のデザインやブックデザインからモリス以外のキーパーソン(ルイス・フォーマン・デイ&クレイン&ヴォイジー&ベンソン&アシュビー)が手掛けた壁紙、照明や食器など展示。リバティ商会はプリント以外に家具や生地、ジュエリーも制作しました。最後にアメリカでは、独自の発展をしたものとしてティファニーとフランク・ロイド・
ライトの作品をご覧いただけます。最後にお土産コーナーとして代表的な図柄がデザインされたスタンプを押してしおりが貰えます(1人1枚)。
常設展を蔑ろにするのは、アートファンにあらず。せっかく来たのなら観ておきたいものです。テーマに沿った作品が並び気に入ればミュージアムショップでポストカードを買うのがお馴染みになってきました 今回は、女王のシルエットが入ったイギリスの古切手があったので宗教画のようなデザインを購入してみました。
せっかくなので調布駅まで足を延ばし調布市文化会館たづくり内にある展示室で「水木しげるの見た光景」を訪問。生誕100年を記念して戦記漫画を中心に人生や言葉で振り返る内容です。府中市美術館は、BSで”たづくり”もNHKのニュースで取り上げられたせいもあってか人が途切れなく来ていました。