昨年初めて訪れた板橋区立美術館での館蔵品展は、「はじめまして、かけじくです」。ここは、最寄り駅からかなり歩くのでこの時期、天候くもり雨雷が重要です。

 

掛軸について床の間にある縦長の書や画が植え付けられたイメージでしたが元々は、仏教伝来とともに礼拝や儀礼に使われ鎌倉時代になると鑑賞目的になっていきます。江戸時代になると庶民にもひろがり楽しむようになりました。

お目当ては、(加島美術で観た)柴田是真の作品さらに河鍋暁斎そして江戸琳派の酒井抱一、鈴木其一あたりでした。狩野派を中心に40数点を1時間半じっくり鑑賞しました。

(谷文中・梅下双鶏図)