都内の展覧会は、新型コロナの新規感染者の増加によっては、外出自粛要請=展覧会の打ち切りの可能性があるので観に行きたい中から選りすぐって東京国立近代美術館を訪れました!

 

現在企画展は、ピーター・ドイグ展が開催中。日本初個展というだけで興味をそそられます。偉大な先輩画家のような構図、モチーフそして独特の色使いアートを用いて私たちを既視感、不思議な世界へ引き込みます。これまでを3つに分けて大型作品ばかり続いた最後のコーナーでは、映画カチンコを中心とした文化サロンで作者自身映画からインスパイアされて描いたドローイングが並びその中には、邦画もあって親しみを覚えます。

 

 

企画展の方は、1時間足らずで鑑賞できます。続いて楽しみにしていたのが収蔵品展。金沢に移転した工芸館を偲んで工芸作品が出迎えます。今までに観た作品がある部屋でゲルハルト・リヒターは、図抜けていました。

これ目当てだった小原古邨の版画は、いつ観てもホッとします。同じく“新版画”の括りに入る作品が日本画コーナーにもあったのでオススメです。現代になるにつれて具象やら抽象やら考えさせれる作品が続くと館内の冷房が一層沁みますうーん

 

さらに“バウハウス”コーナーのおかげで現在巡回中のバウハウス展に行かなくて充分ウシシ

ここに限らず映像作品がある時にしっかり最後までご覧になられますか?時間によると思いますが35分やら60分となると付き合えませんでした・・・

ギャラリー4では、北脇昇の特集でした。前衛画家と紹介されておりシュルレアリスムの影響は、多大。万物を絵画で表現しようとしたのは、痛いほどわかりました。