私の仕事は他ジャンルになるんですがYahoo! Kawaii Shop の運営、Kawaii 公式サイトはこちらと、もう一つあります。もう一つのサイトはまだ商品を並べてあるだけなので、これからジャンルごとの仕分けなどやることは山盛りあります。
他にWEB制作、CD制作は市販品CD制作やコンサート録音とCDプレス&デザインまで含めたトータルパッケージプラン、音楽教室の運営、リップロテクト卸販売、各種企画制作などです。
その中から市販品CD制作で大損してしまいました。出張レコーディング4日間、総編集時間は390時間。出張レコーディングの費用については清算済みなんですが編集費用が基本の50時間分しかもらうことができませんでした。
通常レコーディングを4日間も行うことはまれで、既にCDもリリースしている演奏家の方で、編集のスタートから録音したものを繋ぐ作業からのスタートでした。詳しい編集内容については専門用語も多いので省きますが繋ぎの作業が入った時点でほぼ50時間以上掛かります。
その繋ぎ作業だけでも54時間掛かりました。クラシック音楽の場合は作曲者が書いた楽譜(スコアー)を忠実に繋がないといけないのと、演奏した時の雰囲気やテンポ感、空気感なども繋いだことが分からないようにしないといけませんので、結構時間が掛かります。スコアーが読めることはもちろん大前提ですね。
50時間を超えると1時間当たりの作業代金は4,320円(税込)掛かります。これが高いかどうかについてなんですが私も業界で長く仕事をしていますので、そこそこの金額は頂いていますがそれでもトップクラスのエンジニアで機材環境も充実しているところなどよりは遥かにリーズナブルです。
こちら私のプロフィールです。
ウィキペディアには情報は掲載していません。
話は戻りまして54時間を過ぎたところで、私もお客さんに「もう50時間の編集時間は過ぎていますがあとの作業は1時間辺り4320円掛かりますよ」ってこの時点でお伝えすればよかったと今は反省しています。
そして編集費用についてはこちらも大丈夫だろうという思い込みのもと、そのあとのバランス調整や音質補正などを行い、こちらが過去に制作済みの音源サンプルも聞いて頂いてOKを頂いて、編集作業に入りました。そして大体この方向性でマスターCDを制作していきますという完成予定のサンプルも聞いて頂いて、何もなかったので5月15日にマスターCDを納品しました。
その2日後、お客さんの方から、「もっとなんたらかんたら、これじゃあどうのこうの〜」という感想メールが届きました。
えっ(^^; そういうことがないようにするためのサンプル音源だったはずが全く意味がなくなってしまいました。
そのお客さんのオーダー内容は今度は元々録音されていない響を制作しながら音質補正と音圧感を上げる作業で、これは大変です。ノイズとの戦いで、制作時間を300時間超えたところで、お客さんに制作費用について相談しました。「すみませんが編集時間が既に300時間超えていまして、50時間で64800円なんですがもう少し編集費用を何とかしてくれませんか」
お客さんからは私のことを賞賛して、あとは自分都合の編集リクエストがくるのみで、譲歩もなく、思いや入りもなく、そのままズルズルと390時間編集を行いました。最後はさすがに気が狂いそうで、6月8日に納品が終わった時の各楽器のバランスもあまりよく分かっていない状態でした。
最後はお客さんと大げんかもし、メールのやり取りで決めたマスターCDと2ミックスの音源、請求書でお互いに同意して郵送しました。
こちらは散々な結果となり、納得できないため弁護士に全資料を持って相談に行きましたが残念ながら5月31日のお互いのメールのやり取りで今回の編集内容と料金については合意されているとのことで、64800円以上は請求できないとのことでした。
納得はしていませんが法には勝てませんので受け入れましたがストレスフルと390時間同じものを聞き続けたのでダメージが未だに抜けません。
そしてこのお話まだ続きがあるんですが録音した音源はアップルコンピューターのLogicProXで開けるファイルで、このファイルをコピーして郵送する分には無料で行いますが普通にちゃんと開けるファイルで送ってこいだそうです。
録音済みの全ファイル(372個)をMacのaiffかWindowsのWAVファイルに変換するには8時間〜10時間掛かる作業なので、さすがにこれも無料で行うことは断固として反対です。こういう困ったお客さんが同業者にいるというのも何とも考えさせられる、やりきれない仕事でした。
これからはこういったことに備えて契約書を結ぶことも考えましたがCD制作の場合はあまりそこまで縛りたくないので、今後は事前説明で細かくその都度確認しながら仕事をしようと思います。編集する側も人間なのですからある一定以上のサービス仕事が増えれば、仕事のクオリティーは下がっていきます。そこはやはりお互いに話し合いが大事ですね。
今までの制作仕事での災厄のケースをお伝えしました。
Kawaii ShopとK・Music SchoolはK・ミュージックプランが運営を行っています♬
商品カテゴリーはこちらです。
アクセサリー:カジュアルアクセサリー 、リング、ネックレス、ピアス、ブレスレット・バングル、ストラップ、チョーカー、ジュエリー
トップス:シャツ・ブラウス、Tシャツ、チュニック、タンクトップ、キャミソール、その他、アンサンブルポンチョ、カーディガン・ボレロ、カットソー、ニット、ベスト、タートルネック
ワンピース:シャツワンピース、キャミソールワンピース、Aラインワンピース、デニムワンピース、カットソーワンピース、シフォンワンピース、ロング丈・マキシ丈ワンピース、ニットワンピース、フレアワンピース、チュニックワンピース、ミニワンピース、その他、コクーンワンピース
アウター:パーカー、ジャケット、ブルゾン・ジャンパー、コート、その他
ボトムス・パンツ:パンツ、スキニー、ショートパンツ、サロペット、オールインワン、サルエルパンツ、レギンス、フレアパンツ、カーゴパンツ
スカート:ひざ丈スカート、ミニスカート、デニムスカート、フレアスカート、
バッグ:ポーチ、ショルダーバッグ、トートバッグ、ハンドバッグ、リュック、かわいいバッグ、2WAYバッグ、財布、その他
レディースシューズ:パンプス、サンダル・グラディエーター、カジュアルシューズ、サボサンダル・スリッポン、レインブーツ、スニーカー、ブーツ、ショートブーツ、ムートンブーツ、ニーハイブーツ
コスチューム:制服・セーラー服、メイド服、ポリス、ナース服、チャイナドレス、着物、セクシーランジェリー、その他(沢山あります)
現在の商品点数は18.000点以上あります。