LANDMARK

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人生は死ぬまでの暇つぶし。


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今月から上の子は小学生、下の子は幼稚園。

2人とも私に似て、心配性で怖がり。

新しい環境に小さな心で慣れようと毎日頑張っている。

1人家に残されて、そわそわする毎日だけど

この状況にもすぐ慣れるんだろうね。

 

最近、NHKでやってる

「言葉にできない、そんな夜」

って番組が好き。

テーマ曲がLuckyKilimanjaroの「ひとりの夜を抜け」ってとこも。

この6年間、本も集中して読めてなかったな。

そんなタイミングで村上春樹の新刊発売。

6年前騎士団長殺しを小さな娘を抱えながら読んだなって。

 

すっかり文章を書くこともなくなって

言葉が出て来ないなぁって思う。

人は一人で生まれてきて、一人で死ぬ。

ほんとそうだな。

この6年間、ずっと子供達と片時も離れずに

ずっと一緒にいたこと

もともと1人が好きなのに

ずっと隣に娘たちがいたこと。

しんどくて、投げ出したくて、涙することもたくさんあったけど、

振り返ったら、本当に尊い時間だったよ。

 

死ぬ時はひとりだけど

この6年間をきっと思い出す。

 

 

あっもゆうまに5歳と2歳

あと一年もしたら下の子も幼稚園に。

少しずつ手が離れて行くことが嬉しくもあり、寂しくもあるよね。

自分の時間ができたら何をしよう。

この5年、子供優先で自分ってものをどっかに置いてきてしまった。

また一からだね、少しずつ。

夜中、赤ちゃんの声で目が覚めて

左にはあかちゃん

右には上の子

私は2人のおかあさんになったんだ。

橙色のライトに照らされた

薄暗い部屋が

突然宇宙になったような

自分ではない力の中にいるような

これが奇跡なのかな

これが幸せなのかな

そんな気持ちになって

一瞬。

夜中も関係なしの授乳や

まだまだ甘えたい上の子や

いっぱいいっぱいの日常なんだけど

ふと、心が救われる瞬間。

2019年。

娘はやっと2歳になって夜中起きることもなくなって、

少し夜更かししたり。

私が好きだったこと、もの、音楽、映画、本、、、

ずっと忘れてたなって、もう思い出せないのかなって、思っていたけれど。

 

少しだけできた自分の時間で読んだ本。

こんなふうに育児できたらなって思うけど、

現実はぜんぜん。

けれど娘が生まれて初めてほんとうに愛ってあるんだなって思ったかも。

わたしもっとのびのび子育てがしたい。

だれも知らないところで生きていたい。

それが本音。

すべての育児が幸せであってほしい、本当に、こころから。

 

 

 

久々にthe band apartをyoutubeで聞いてみたら、

なんと日本語の詞を歌っていて驚いた。

 

 

時間がとてつもなく遠くまで私を連れて行って

あの頃好きだったものも嫌いだったものもぼやけてきた。

さみしい。あの頃のひりひりした感じ、懐かしい。

何もかも変わってしまった。

私の細胞はとっくに10年前とは違うものでできている。

 

不思議。