彼の微かな寝息を聞きながら
噛み締める。
付き合ってる訳じゃない。
彼女でも。何でもない。
でもね。そんな関係性や約束は、関係ないかな?と思えてきた。
二人の想い出が、増えていく度に
あのときの、茶屋のお母さんとのやりとり
せがれさんが出てきて、お店の雰囲気ガラッと
変わって、地酒や地のもののおつまみで、
話が盛り上がったこと。
霊験新たかな神社に、つれていってもらって
凄く、ありがたかったこと。
こだわりの水炊きやさんで、はじめての
鶏肉の味を堪能したこと。
古墳で不思議な現象に出会ったこと。
喧嘩して、お店で呆れられたこと。
温泉宿で焼きもちやいて泣きながら、眠りについたこと。
一つ一つが、大切な思い出で
一つ一つが、大切な宝物。
やっぱり、好き。
一緒にいられる時間が、最高の贈り物。
だから、いつまでも健康でいてほしい。