「紅の正体」
生憎の雨…
今日は舞台の稽古だ。
私は雨の中、穴の開いた小さなビニール傘をさして地元の駅へと向かった。
いつもの歩き慣れた道…
ふと私は、今日はいつもと何かが違う事に気づく…
歩き慣れた道のはずなのに…
何かが違うのだ。
しかし、その何かは分からないまま駅へ歩いて行くと…
何故か急に…家と家の間の路地が気になったのだ。
その気になった路地には、紅く…小さな物体が転がっていた。
私はそれを見て思わず声が出そうになった…
頭が真っ白になった。
しかしこれだけはわかった…
「今、声を出したらやばい…」と。
今思えば、そのまま逃げてしまえば良かったのだが、もっと近くで見たい、そしてカメラに納めたいという軽い好奇心で近づいた…
それがどんな結果になるかも知らずに…
そして私は、声を押し殺しその紅い物体へと一歩、また一歩と近づいた…
近づいた私は紅い物体の正体に驚いた…
そして震えが止まらなくなった…
カメラを構えていた私は震える手でシャッターを押した。
それでは皆様にもお見せいたしましょう…
その紅い物体の正体は…
お分かりいただけただろうか…
お分かりにならなかった人の為に拡大した写真がこちら…
紅い物体の正体はなんと!!
可愛い苺ちゃんでした~
笑


何故こんな所に落ちていたのかは分かりませんが、なんか可愛かったので撮ってしまいました♪( ´▽`)笑
ふぅー(。・ε・。)

楽しい妄想だったぜぇ~
笑


まぁ妄想とは言っても、内容は全て本当の事なんですよ?
解説すると…
「今日は何かが違う」とは、いつもより歩いてる人の数が少なかった事!
「思わず声が出そうになった…」とは、僕の笑い声の事!
「今、声を出したらやばい…」とは、民家のど真ん中の為大笑いしたら近所迷惑になるから!
「逃げてしまえば良かった」とは、乗りたい電車に乗り遅れたから!
「どんな結果になるかも知らずに」とは、いつも稽古の1時間くらい前に着くように行くんですが、今日はいつもより遅く家を出たのと稽古場に着いたのも遅かった為、柔軟があまり出来なかった事!
「正体に驚いた」とは、何故こんな所に苺が落ちてるの!という事!
「震えが止まらなくなった」と「震える手」とは、笑いを堪えた為!
っとまぁこんな感じです( ̄▽ ̄)笑
という訳で、最後まで読んで下さった皆様!
最後まで僕の妄想に付き合っていただきありがとうございますm(_ _)m笑
それでは加賀谷真聡の妄想…
「紅の正体」でした
笑


ではでは(・ω・)ノ