26日の月曜日、大阪の病院でCTを撮りました。
経過が良ければ28日水曜日に入院、29日に第2回目のカテーテル予定でした。

しかし現実は残酷で肝臓にできた巨大腫瘍はさらに増大、しかも腫瘍から出血の痕も見られる状態でした。

主治医のS先生もとても悩んでおられました。
このままカテーテル治療を続けても効果がないどころか状態をさらに悪化させてしまう可能性があるとのことで、もう治療は終わりにして緩和ケアへ移行した方がいいんじゃないか、との意見でした。

ただ最終的に決めるのは本人なので、どうしたいか少し家族と話し合ってほしいと言われました。

診察室から一旦出た父、母、私はどうするべきか話し合いました。

最後は父に決めてもらいたい。
なので私は何も意見しませんでした。

父の決断は緩和ケアへ。
その旨S先生に伝えると緩和治療も立派な治療だから、と力強く送り出してくれました。

ここでのカテーテル治療は結局一度しかできなくて、残念ながら父には効果が出なかったけど私は行って良かったと思っています。

もう治療ができない、という時にとても人間味溢れる先生に出会えて、難しい状態にも関わらず力強く受け止めてくれて、治療してもらえて父本人も私たち家族も心が救われたのは確かです。

だから私はここで治療してもらったこと、後悔していません。

そして緩和ケアへ移行するなら家の近くでする方が良いとのことで、近くのT病院へ戻ることとなりました。

T病院の次の受診日がいつか聞かれ7/6の木曜日と伝えると、それでは遅いから今週中に行ってくれと言われました。

数日中に容態が急変する危険性があるらしい。

そして本日、急遽診察予約をとってT病院の主治医S先生のもとへ行ってきました。




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