今日 お昼掃除し終わって ももっちを探したら
家中どこにもいない
夕べ さかりのついた雄にゃんこの声で ベランダで 泣き続けていたももっち
慌てて もう一度ベランダを見に行くと ももっちが逃亡するのを防いでいた
手すりの端に差し込んでいた 木の枝がそこから抜かれて転がっている
えっ!! また逃亡された!
また ベランダから逃亡!!
最近は脱走してなかったのに・・・
ももっちももっちと叫んだが
影も形もない
しょうがないと思ってしばらく待っても
ももっちは帰ってこない
服を着替えて 近所を歩いて探す
いつものように
ももっち!ももっち!
と声を限りに叫ぶが ももっちは出てこなかった
しょうがないから また 家で待つことにした
気が付けば 窓から 何度も叫ぶ
近所では 「また 猫が脱走して 奥さんまた叫んでるなぁ~」と思われてるだろう
今日は連休の中日 家にいて うるさいなぁ~と思った人もいるかもしれない
申し訳ないけれどそんなこと気にしてられない
2時間たっても ももっちは帰ってこない
交通事故 雌にゃんこを追って どこかに行った 病気も移されるかも・・・
また 叫びながら 近所を探し回る
でも ももっちはいなかった
不安で不安でしょうがない ももっちが帰ってこなかったらどうしよう?
神頼みして 信心する滝谷のお不動さんも拝む
とにかく待とう
3時間が過ぎた4時半ごろ 二階の夢ちゃんが寒いだろう窓を閉めに行った
ついでに 窓からももっちももっちと叫ぶ
にゃ~ん にゃ~ん
なんだかか細い声
え~どこ?から
隣の閉めてる 物置部屋を開ける
と・・・
にゃお~ん と ももっちが出てきた
え~ あれだけ 外を探し回ったのに・・・
あんた うちにいたの??
もちろんその部屋も探した そのあと近所でなんか燃やしてて臭いからと
戸を閉めてた
どこにいたの?
きっとすみっこで寝ていたのかな
何でええ ももっち ももっちと いやがるももっちを
きつくきつく抱きしめた
この子が出ていたと思ってた時間にしたら
3時間ほどなのに地獄
精神的にまいってしまう
この子無しでは ももっち母さん生きていけない
冗談無し ほんまに 生きていけるなんて思えない
ももっちは あんまりきつく抱きしめたので 困った顔して見ている
なんでもいいこうして そばにいてくれたるだけで私は幸せでいれる
あなた無しではと 歌の文句にあるけれど
ももっち母さん ももっち無しでは 生きていけない!!
大げさではなく 本当にそう思う
ももっちを また ギュッと ギュツと抱きしめたら 彼は
止めてとばかりに にゃご~と鳴いた
ある日のももっち
ももっち笑ってる でもなんか変?
あごの下に水ついてる
僕なんか変?
水たれそうだけど・・・
ももっちは舌が短いのか無頓着なのかどうなのか
こんな風になっても ぜんぜん なめてふき取りません
だから あごにいつも吹き出物できるのかもしれません
伸びて取る方法もあったんだ
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