【子育ての難しさ~ニュースより】

 いま大きなニュースとなっている長野県中野市は唱歌『ふるさと』と深い関係場所。

“ふるさと”という言葉は、年齢を重ねるとともに、追憶と交じりあって心の奥深くまで染みこんできます。
〈兎(うさぎ)追ひしかの山 小鮒(こぶな)釣りしかの川〉日本の原風景を歌った『故郷(ふるさと)』は、国文学者である高野辰之が作詞。
つむがれた歌詞は、生家の裏山などでの思い出がもとになったと伝えられている。
一帯には、ヒバリがさえずる穏やかな風景が広がっている長野県中野市。


明暗の差は、事件の悲しみをいっそう深くする。
そこで4人死亡という凶行が起きてしまった。

犯行時に、迷彩服で身を固めた男は、女性を追って畑で刺し、警官に発砲すると歩いて去ったのだという。
「銃を下ろして」という警官の呼びかけにも無表情だったと聞いて、不気味な印象だけが残る。
命を奪うことに、ためらいのかけらもなかったのか...

男が立てこもった自宅から、母親は逃げた。警察に「あれは自分の息子だ」と告げたそうだ。
母の心情を考えると、何ともせつなくなる。
市議会議長だった父親は議員を辞めた

『故郷』の歌詞は続く。
〈如何(いか)にいます父母 恙(つつが)なしや友がき〉。
親の愛情や地域の人々の励ましに支えられた日が、男にもあったろうに。いったい何があったのか...

顔見知りの人へ危害は加えていない。
両親への腹いせか、復讐かとの見方もあるようです。

子どものためと想い、子どもが生きていくために困らないようにと敷いたレールの想いは重い重たかったのでしょうか...

子育て...最終目標は【自立】だと思っています。
日々自立に向けて、自立の準備と思い、子どもと向き合っていきたいですね。

そして そして
子どもの頃から、なんとなく育てにくさを感じたり、発達障害や思春期頃からの精神疾患は、恥ずかしいことではないです。
家族や周りの理解が大切なのに もっと積極的にどう対応するか どんなカウンセリングを受けるかを考えて欲しかったとも感じております。