非閉塞性無精子症の夫婦
今回は私たち夫婦のような
非閉塞性無精子症と診断された場合の
夫婦に残された子どもを持つための
道について考えたいと思います。
以前も少しお話しさせていただきましたが
私たち夫婦は非閉塞性無精子症と
診断された後、2人で話し合ってどのような
家族の形をとるべきかを考えました。
子どもがいる生活?いない生活?
まず、子どもを持つか持たないか。
このことについては、私たちは2人とも
3人兄弟で育ったということもあり
なんとなく子どもは2~3人くらい欲しいよね
ということを結婚するときに話していたのと、
夫も子育てをやってみたいという気持ちに
変わりはないということで、
子どもはほしいという結論になりました。
夫にこの話を出した時の衝撃的なセリフ。
「子育ては俺にとって人生における趣味だから」
人生における趣味
⁉
最初意味が分からなかったのですが、
趣味らしい趣味がない夫にとって
子どもが生まれたら子育てが趣味であり、
一生懸命働くことのモチベーションに
なっていくのだということらしいです。
うん、ちょっと変わってますよね
笑
ですが、この返事が間髪入れずに
返ってきたことで夫が私に気を使って
子育てがしたいと言っているわけでは
なさそうだと思えました。
そしてここからが悩んだところ。
子どもを持つためにはどうするべきか。
夫が非閉塞性無精子症と診断されたのは
大学病院でMD-TESEを受けたときです。
この時に私自身はまだ自分の身体の
妊孕力がどのくらいあるのかについては
まったく調べていませんでした。
「これで私もほぼ妊娠できないレベルの
体の状態だったら子ども難しいね~」
なんて話をしながら最初の不妊治療の
病院で検査を受けたのを覚えています。
結果として現時点で妊娠は目指せそうな
身体の状態でだったこと、私自身が
助産師であることからも一度は自分自身で
妊娠から出産までを経験したいという
思いがあるということを伝えました。
夫からは私が妊娠できるということであれば
妊娠から出産までを自分も夫として
一緒に経験し、子どもを産んでほしいと
言ってくれました。
この時に私は夫に本当の気持ちを
遠慮させてしまっているのではと
心配して本当に第三者の精子での
妊娠を目指していいのか、
自分と血の繋がらない子どもを私が
妊娠・出産しても平気かを聞きました。
ここ、私としては結構重要でした。
でも、夫はケロッとした顔で
「オレ、あんまり自分の遺伝子だからとか
血の繋がりとか気にしてないんだよね
」
...ほぉ![]()
確かにハーフだとかクォーターだとかを
気にしてるのって日本人くらいで
海外の人は純○○人というような
他国の血が混じっていない人のほうが
珍しいくらいですが、うちの夫は日本人です。
スーパーポジティブ人間ではありますが、
本当に本当にそれは本心なのか⁉
そう思いつつ、私たちは子どもを持つために
①AIDをやって妊娠を目指す
②AIDがダメだったらICSIをする方法を検討する
③いっそのこと養子縁組で子どもを迎える
この順番で頑張っていこうと決まりました。
最初の時点ではまだ情報収集が全然で
日本では第三者精子提供はAIDしかできず
第三者精子提供でのICSIは台湾などの
海外でしかできないという認識でした![]()
(助産師なのに無知ですよね...)
この時の自分の勘違いもあって
私の経験をブログで発信することで
同じような境遇のご夫婦の情報収集に
役立てていただければとブログを
始めるきっかけになりました。
治療が始まってからの心配
実際に第三者精子提供での人工授精(AID)が
行えることが決まってからは期待と不安が
自分の中で渦巻いていました![]()
これで妊娠して、夫は本当に顔の見えない
ドナーさんの遺伝子を持つ子を
自分の子として育てていけるのか?
まずはこのことが心配でした。
関東の病院では人工授精(AID)を
1回のみで関西の病院に転院することに
なったので、この心配は生理が来たことで
一旦残念な気持ちとほっとした気持ちで
考えを整理する時間ができました。
でも、この心配って第三者精子提供での
妊娠を目指している女性でご主人がいる場合、
誰もが一度は感じることではないでしょうか?
夫とはいえ別の人間なので
全部の気持ちをお互いにさらけ出すのって
なかなかできないですよね。
特に無精子症と診断された男性からすると
負い目や引け目を感じて遠慮して
本音を言えなかったりがあるんじゃ...
長くなるので、第2弾をまた更新して
私の気持ちの整理にみなさんも
お付き合いいただければと思います‼