こんにちは、木下です。
今年も2月11〜13日の3日間、医師国家試験が行われました。お疲れ様でした。
ということで、こんな時期ですし「医者ってどうやってなるの?」をお話しします。
「何をもって医師とするか?」とか小難しい事はわかりませんので、医師国家試験に合格したら医者になることにします。
まず、大学受験で医学部に入るところからスタートです。
偏差値はバラバラで国公立、私立など全国に医学部は81校(H28年)だそうです。
下の表にも書いていますが、年間だいたい8500〜9000人位新たに医者になっているようです。意外と多いですね。
大学に入ったら6年位かけて卒業です、だいたい。。。
でも卒業してもすぐには働けなくて、国家試験に合格しなくてはいけません。
卒業≠合格なんですね。
その国家試験ですが、どれくらい難しいのか?
合格率は過去10年間で平均90%位のようですね。
昨年は91.5%(新卒94.3%)です。
↓
こうして無事合格し「働いてもいいよ」って国に許してもらってやっと医師免許が貰えます。
この時点で社会的には医師になります。
事件を起こしたら△△病院勤務、医師の〇〇と報道されます。最近もありましたね。
ですが...
ここから更に2年間、「臨床研修」っていうのがあります。
いわゆる「研修医」や「初期研修』というやつで、アメリカではインターンと呼ぶとか呼ばないとか…
最近はこの初期研修が終わっていないと働ける病院が限られるので実質、大学生から初期研修が終わるまで8年間がかりですね。
仮に現役で大学合格→6年間進級→国家試験合格→臨床研修修了、で26歳です。
専門医や学位の取得がここから始まります。
その話はまた後日、機会があれば。
続く...?