Color of Voice Live Tour 2023『Two』2023.6.25@SHIBUYA REX

 

 

 

 

 

Color of Voice のツアーに行ってきました。

この日はツアーファイナル。

 

 

♡田澤孝介(vo)moon**

牧田拓磨(vo)海

Support Musician

炭竃智弘(pf)キラキラ

takafumi(per)☆

 

 

 

コロナ禍となるまでは

REXでアコースティックライブを

見ることがなかったから、

ステージにドラムセットがないと

奥行の広さに驚く。

本日もオールスタンディング。

カホンとキーボードがあるのを見て

アコースティックスタイルであることを

思い出す。

 

Tour『Two』においては4月にこちらで

1日だけバンドスタイルのライブがあったけど、

そちらは都合がつかず。でも

アコースティックスタイルに満足しているので

まぁいいかとなっている。

 

 

1部は整理番号が早かったので、

下手側に入れた。

2部は上手側にいたけど、

詰めるように言われたら結構進めた。

しかしながらtakafumiさんの鳴らす鈴の源は

この日も確認できなかった。

どうやって鳴らしてるんだろうね~

片福面と一緒片福面と一緒

謎解き継続

 

 

大阪と名古屋の2公演で

Color of Voice の楽しみ方を体感できた。

そして昨日の『LとR』公演では、

その根幹となる部分に

触れることができた。

ツアーファイナル前日に組まれた

二人のツーマンライブ、

その存在がこのツアーを

より濃厚なものにした。

 

 

 

 

 

 

サポートのお二人が先に登場。

デュオを迎えるために

炭竃さんが弾いたピアノのメロディーが

とても素敵だった。

 

 

昨日のツーマンライブを境に

拓磨さんの歌い方が

少し違ったように感じた。

昨夜の自己開示が自分の皮を

一枚脱がせたのではないかと、

そう思った。

ずっと心の底に抱えていたものを

見せてくれた。それは長い年月をかけて

その人を形成してきたもの。

 

 

一番上までシャツのボタンを留める

田澤くんと、3つぐらい外している

拓磨さんが対象的。

そんな二人が並んで歌う様子から

感じるものは、安堵感だった。

*音符

 

 

『君だけのラブソング』で

拓磨さんが田澤くんの片肩を抱いて

何か耳打ちしてた。

距離感のある人にはしない

接近の仕方。

 

『なのに…』のアウトロの間、

目を閉じてマイクにもう片手も添えて

揺れていた田澤くん。

 

『カナリア』は

しばらく弾き語りで聴いていたから、

ピアノの低音域で奏でるアレンジは

イメージが全然違った。

熱情系だった前者に比べて、

歌い方も囁くように入る。

サビからは、ピアノとカホンが

どんどんボリュームを上げてくるのが

印象的だった。

それが力強く、鼓動のように響いていた。

 

バックに入るウィンドウチャイムの

キラキラ音も、CoVならではだなぁ。

『蒲公英~風に舞え~』では

takafumiさんは、

風をイメージしてるのかな。

*

 

『W』では、

きらびやかなシャララ音が印象的だった。

そして『ヒカリ』へ。

♪*片福面と一緒♪*

 

 

 

ひとしきり歌った後、

ステージ後方で何かを話していた二人。

 

 

 

「はい、だだーっと

聴いていただきましたけど、

楽しんでますでしょうか?

一本一本ね、他にない

最初であり最後でありという心持ちで

ずっとやってまいりました

ツアーですけれども。

今日はファイナルということで、

単純に積み上げてきたとか、

それに対する思いだとか、

いろんなものが出るは出るんですよね、

正直。だからって言って

ファイナルが一番いいかって

そうじゃないんでしょうけど、

いい感じです、今日」

 

♡「いやいいと思いますよ」

 

「とてもいいです。さっきここで、

『もう死んでもええ』って言わはった。

あかんあかんあかん」

 

♡「って怒られました。気持ちの話ねって。

なんでまだ全然途中ですけど、ライブも

そういう気持ちで歌えてます。

ありがとうございます。

幸せなことやで」

 

「本当に。もちろん今日もそうですが

3月から始まったこのツアー」

 

♡「中空いたとは言え」

 

「びっくりしません? 3月ですよ。

何がありました? 3月」

 

♡「思い出さす?」

 

3月のツアーで花粉症の話題が出た様子。

相変らずのテンポの良さで

ツアーを振り返る。

 

「皆さん、もううつってると

思いますけれど、

まだ出てへんわって人は

こっから出る人もいるから。

そのパターンもありますから」

 

♡「結構多いんですかね、

花粉症の人達っていうのは」

 

「気づいてない人も、もうみんな花粉症」

 

♡「っていうんですよ、この人は」

 

「みんな仲間やからさ、もう」

 

♡「あぁそっちか」

 

「仲間です。

発症するかせえへんかべースの話は

ややこしなるから端折ります。

多分みんな持ってらっしゃって、

僕はたまたま2月3月がピーク来るけども、

『あっそうなの』『ふーん』て思った方は

この6月7月に来るから。

『私は来ない』『俺は来ないよ』って方は

10月に来たりするんですね。

これが花粉症やな」

 

♡「なるほどね」

 

「僕も花粉じゃないんです。

さすがにわかんないんですけど、

ちゃんと分かれてるみたいですよ。

僕はまだ花粉じゃない。

まだっていうか花粉ではないです。

当たり前じゃないですか。

花粉症なだけで、花粉ではない」片福面と一緒

 

♡「そうだよね」

 

熊「でありたい」

 

♡「あぁもしかしたら花粉かも

わからんからな」

 

「花粉だったらやばいですよ、

こんな塊が出てくるってことはふわふわ片福面と一緒

 

♡*「花粉出てきたボンボン

 

「でかすぎでしょ」

 

♡「そこかい」

 

「目に見えるレベルやないで。

喋ってるもんね。

しっかりとした大阪弁で」片福面と一緒

 

♡「人智を超えた存在やな」

 

「そんな花粉が出てきたらみんな

そら警戒しちゃう。

走るからね。舞うレベルやないで。しろねこさんびっくり

みんなの花粉てファーって、

なんかこんなんでしょ。

妖精かのように思ってる」

 

♡*「そんなんでもないって!

まぁまぁ聞くわ」

 

「妖精のイメージあると思います。

こうやってファー飛んでるでしょ、

違うよ。こうなったらもう

こうやから(ランナーの腕の振り方)

割と走れるよ」しろねこさんびっくり

 

♡「迫り来るよな」

 

「そうですよ。

みんなより速いよ、まだまだ」

 

♡「ははは。わかれへんけど」

 

「わからへんけど」

 

♡「みんなも速いかもしらんけど」

 

「陸上部とかいるかもしれませんから」

 

♡「せやで。いろんな人がおんね、

こんだけ集まったら」

 

「そうですよ。

『僕のが速い』って走ってて50mぐらい、

 『あ~~!』てなるかもしれませんから。

(と左大腿前面を押さえる)しろねこさんびっくり

あっ!てなって肉離れ的になると、

いわゆる花粉が分離した話になりますから」

 

♡「そっか、肉離れならぬ粉離れ」

 

「そうですね。分離して

拓磨ジュニアがここ(左大腿外側)

またできて、

『お前は何処にも行かれへんから

ちょっとおれ』」

 

♡?「そいつらは動かんの?」

 

「そいつらは分離しただけで、

このへんでくっついているはずなので。

まだ独り立ちできへん」

 

♡「なるほどなるほど」

 

「包帯でも巻いて一緒に生活して、

この時だけは走られへんから、

ちょっと手加減してもらわんと」

 

3月だけでずいぶん長くなってしまいaya

あとは『いろいろありました』でまとめる。

 

「お忙しかったでしょうし、いろいろ

アップダウン難かしいじゃないですか。

GWというネームがあるゆえに

どっか気を抜くというか、

GWに標準を合わさないと

いけない気がしてくる。

これ錯覚、脳の錯覚なんです」

 

♡「面白いわ、喋り方が」

 

「ははは。なんか今日ダメですね、僕」

離れて行く拓磨さん。

 

♡「いやめっちゃいい。めっちゃいい。

自信持って。ちょっとこっち来い。

そんな端っこ行くな」

 

「肉離れして…」

その場で動けなくなる拓磨さん、

まだ花粉トークを続けてたハート

ちゃんと落ちを付けてるの楽しい。

プリネコ*。

 

 

『ふくらはぎが限界なんだ』

『椅子を出せ』

とオーディエンスの心情を推察し、

「こういうじっくり聴くスタンディングは

来るのよ」と進行を促す田澤くん。

 

「軽く足踏みぐらいはしときや」

 

ここで少し動きを見せるフロア。

 

 

 

♡「3月から始まった『Two』という

ツアーでありましたが、

常に個人であると。

そこが『Two』であると」

///

 

 

 

そう話すのを聞いて、

今ツアーのテーマを理解した。

であるなら昨日のライブを見れたことには

やはり意味があったなぁと思った。

//♪♪☆∮♪キラキラ音符♪//

 

 

 

炭竃さんの優美なピアノが入ると

次の曲へ。

今回のツアーで発表された

『Plastic Heart』は、

胸に来る。

 

『キラメキ✩フライト』では、

オランウータンみたいな

腕の振り方をしたり、

機械仕掛けのおもちゃのような動きで

壁に突き当たって動けなくなっている

田澤くんに困り、

笑いながら救出に向かう拓磨さん。

プリネコ*。

そしてサビや間奏で跳ね続ける二人。

 

『WAVE RIDER』

『セセラキ』と続けた。

 

♡「ありがとうございまーす。

いいすね、なんかライブしてるって感じ。

当然俺たちだけではライブはできなくて。

照明さん、音響さん。その場の状況見ながら

(あれ、予定と違うぞ)と思いながらも

俺たちのテンションに合わせて

灯りを変えてくれたり。

音響、俺たちの気持ちが乗ってきてるのに

合わせて、それがよりよく届くように。

俺たちだけで紡いでるんじゃなくて

この会場全部でね、紡げている。

これがライブやな。

そしてこれを受け取ったみんなが。

わかるんです、マスクの下のいい顔にゃ

そういうのを感じ取れているので、

幸せでございます。

ええですから。最高と幸せは

なんぼあってもええですから」

 

「はい」

 

♡「そん時のもんだと思うんですよ。

悲しいと捉えるのもありだと

思うんですけどね。

1年前の幸せの感じを今覚えてるか?

って言ったらそうじゃないというか。

『あれが幸せだったな』っていう出来事は

覚えてるけど、その幸せの感じっていうのは

やっぱ早いうちに消えて行ってしまうので。

日常のちっちゃいことを『幸せだな』と

感じれたりとか、

回数多い方がええと思うんですよね。

 

最高もそうで、何かと比べて最も高い、

一番とかじゃなくて。

『わ、うっまこの店最高やん』って

思える瞬間があったかどうかが大切なので。

 

きっと僕たちはそれのために

ここに集まっているような気もするし、

その瞬間に出会うために

自分たちの中での定義ってないし。

感じた時がそうだから。

でも確実にここにはあるっていう、

なんか幸せな空間やんね」

 

「はい」と言い、聴き入る拓磨さん。

これは相槌。

 

♡「形だけで言ったらさ、

『スケジュール決まりました、

集まりました』

みたいなことかもしらんけど、

そんな薄っぺらいもんじゃないっていうのは

我々が一番知っているんだけど。

この予定が予定通り行われたっていうことも

ある種、素晴らしいことやしね。

エクササイズウイルス

 

みんなのそばに音楽があって、

音楽が皆さんの心を満たすうちの

一つのなんかみたいなね。

かお

我々何度も何度も言うんですけど、

体と気持ちが動く限りは

ずっとやっていたいと思う限りです。

いろんな形があるじゃないですか、

ソロでやったりバンドでやったり

なんですけど、

ここにしかないものがあるよね、

っていうのを強く強く確かめることができた

今回のツアーでございました。

それが証明できたんじゃないかと。

 

3456と長いといえば長いし

短いといえば短い、

すごく幸せな時間を

ありがとうございました。

 

じゃあみなさんと

心をつなぐ音楽というツール。

それを生み出すために

誓いと目印の旗を立てて

締めくくりたいと思います。

ありがとうございましたー」

*✩✩

 

 

そう言って歌う『ここに僕らの』は

力強さを持っている曲。

田澤くんがこの曲で本編を締めるライブを

何度も見た。

大切にしている曲のよう。

 

 

 

 

 

 

 

1stに引き続き2ndも

ひたすら幸せな時間が過ぎていった。

 

後半サポートのお二人が

音量をぶち上げてくださるので

さらに熱量が上がっていった。

 

田澤くんは2ndも全開で、

『サザエさん』の初代エンディングテーマ曲

『サザエさん一家』の真似をして

サザエさんマスオ波平フネカツオワカメタラちゃんタマ

拓磨さんを呼んだりして猫

とっても自由に楽しんでいた。

プリネコ*。

歌と音楽と躍動感と。

 

その時の炭竃さんのアドリブを

田澤くんが動画で上げてくださった。

なんて楽しいお方。

 

 

 

『Plastic Heart』は今ツアー中盤に発表されたCoVの新曲。

サビが切ない。生で聴くと『痛い』と歌う箇所が本当に胸に来ます。

 

帰りの新幹線でのつぶやき。

幸せに浸っています。

 

 

 

 

 

 

2nd Stageの一部を公開してくださる。

こんなに壊れてるの(?)楽しすぎましたプリネコ*。

 

帰宅後の拓磨さんの様子が目に浮かぶほど

こちらも寂しさを感じていました

 

 

 

あんずの部屋

 

 

 

皆さんがそれぞれに使う幸せという言葉が

音と同様に純粋なもので

とても嬉しいツアーでした。

素晴らしい歌と演奏と楽しい時間を

ありがとうございました。

rose**片福面と一緒rose**