RayflowerTOUR 2022-2023"Snowdrop"2023.2.4@Spotify O-EAST
Rayflowerのツアー
ファイナルに行ってきました。
ライブハウスにおける規制は、
令和5年5月に政府の
「新型コロナウイルス感染症対策の
基本的対処方針」が廃止されたことに伴い、
「音楽コンサートにおける新型コロナウイルス
感染予防対策ガイドライン」も
廃止された。
以降は、観客と公演関係者の
個人の判断による感染対策の実施へ。
公演主催者が判断して
観客や公演関係者に感染対策の協力を
依頼する形での開催に移行したので、
そこまで厳しくする必要はないんじゃないか
と考える主催者なら
規制は緩やかなものになる。
Rayflowerは、
各自治体によるガイドラインに従いながら
新型コロナウイルス感染予防対策を徹底した
公演を行ってきた。
入場口にて検温を実施、
37.5度以上の発熱がある人は入場不可。
マスクを着用しての入場限定、
マスクを着用していない人は入場不可。
公演中、歓声・歌唱・声援禁止。
拍手や手拍子にとどめ、
ヘッドバンギング、タオルを回す等、
飛沫・空気感染を感じるような方法での
鑑賞も禁止。
そんな柔軟ではない姿勢に
疑問を抱いた人もいたかもしれない。
世間的にも緩和モードが漂い始めていた頃で、
野外とはいえ密集したエリアで
マスクなしで大歓声を上げて
観戦したスポーツがあったり、
他所のライブでは
声出しOKだったなんて話を
伝え聞いたりした。
重症化症例の報道はなくなり、
新規感染者数の発表も終了したけれど、
それは終息を意味しない。
【#Snowdrop ツアーファイナルまで、あと1週間】
— Rayflower_Official (@RayflowerSTAFF) January 28, 2023
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインが改定されたことに伴い、ツアーファイナル公演では、タオルを回す演出に関しての緩和措置を実施致します。
公演当日は、タオルを回してお楽しみ下さい。https://t.co/GZBpzOSqEl
セミファイナルを終えて
新しい年を迎えたある日。
いよいよ近づくツアーの最終日に、
タオルを回せることになった。
これは地方公演を問題なく
終えたことを受けての判断だろう。
100%は無理でも
せめて80%以上の保証を
確信するタイミングを
待っていたのだと思った。
田澤くんは、最初のMCで
Rayflowerを
例のフラワーとか初フラワーとかいった
名称で挨拶をされる。そして
新年最初のこの日のライブを
『初咲き』と言った。
新しいな。
ステージにいて開花を告げられるのは、
名に花を冠するバンドの特権。
「今日初めてRayflowerを
見る人だっているでしょう、
これだけ人がいたら」
フロアを見渡してそう言う田澤くん。
ファイナルという気はしないと断言。
ツアータイトルもスルー。
今日はRayflower TOUR 2022-2023"Snowdrop"
— YUKI (@YUKI_Snowman_XX) February 4, 2023
最終日です!
ラスト感がない笑
今年初のRayflower!
心地の良い緊張感があります!
良きライブにしますので、楽しみにしていて下さい!
よろしくお願いします。
紅に染まったこのMarshall! pic.twitter.com/H5LnByaXpC
セミファイナルからの一月半は、
日程的に旅を終えたというだけ。
ツアーだからどうこうするという
発想はもともとあまりないバンド。
ただ集まってライブができる
喜びに燃えていた。
『Border Line』
『憂いのFUNNY MAN』
と続き、
『Real Game』では
声を出せないことから
「声がちっさい!(指導)」はなし。
またそのうち怒られる
日々が来ることを願って、
拳のみで応戦。
MCは挟まずに、
ひたすら世界を構築していく。
結構曲をやってからMCに行くな、
今日は喋らないのかな、
と思った。
トークタイムも待ち遠しい人
『It's a beautiful day』、
『S.O.S ~沈黙のスカーレット~』、
そして『悲劇のメシュード』へ。
歌えない!こうじゃない!みたいな田澤くんだった。
悲劇を、歌に納得できない苦悩に重ねているのか
結構歌詞が飛ぶ。
しばらくそのままでいるので
もう歌わないんじゃないかと思ったら
サビで入った。
入る前に口ずさんでリズムを合わせていた。
田澤くんは2曲で歌詞が飛んで意外だった。
『サバイヴノススメ』と『悲劇のメシュード』。
前者は楽しくて飛んだ感じだったけど、
後者は苦悩でいっぱいで、
まさにメシュードだった。
これまで見てきた『悲劇のメシュード』は
生死の狭間をストレートに
攻めてきていたのか?
今日の方がよりリアルであるような?
否定も肯定もないのだけど。
これが今日のメシュードなんだ。
『悲劇のメシュード』の後の立ち上がりを
任せられる曲は、
どうやって決めているのだろうって
いつも思う。
なかなかに重いので、すぐにはリセットできない。
でも好きな曲。
「僕たちはコロナ禍においては
歩みの速度が他のバンドより
ちょっと遅いというか。
本当に少しずつ進んできました。
なので、
いろいろ不安にさせたと思うんですよね。
でも、それも前向きに
バランスを取りながらやってきた
ことなので、心配しないで。
これからも僕たちはこの空間、
レイフラワールドを
絶やすことなくみんなと分かち合って
いきたいなと思っています。
なので、今後とも
末永くよろしくお願いします」
『Words Of The Wise Man ~時の贈り物~』
の前にMCを入れてこう言い、
『My Dear...』と続けた。
『末永く』と言う副詞が含まれていて
安心したのを覚えている。
印象が強すぎた苦悩するメシュードとは別人で、
このあたりではもう幸せそう。
そのあとは北川さんに
捩れたケーブルを解かれているのを見て、
「今日はステージが広いから、
いつも以上に回ったってことですね」
と言って、
下手側のマイクスタンドへ向かい
IKUOさんのマイクを借りて話すいつもの時間。
その第一声は「高っ」。
ここでマイクの高さ合戦をする二人。
IKUOさんに自分のマイクスタンドを
高く上げられたのが悔しかったのか、
帰り際にIKUOさんのマイクスタンドを
IKUOさんよりも高い位置に思いっきり上げて
「僕の気持ちわかりました?!」と言った。
あんなに高い位置に上げられた
心細そうなマイクスタンドを初めて見た。
しっかりコントやった
そしてメンバーのトークタイムへ。
IKUOさんはベースをスタッフさんに渡し、
身軽になってトークに臨まれる。
なんだろうか、やたらと『節分』を連呼される。
節分は昨日だったんだけど…。
「言わせてください、
あけましておめでとうございます」
あぁ。
これを言いたかったんだね
立春も新しい年の始まり。
初フラワーということで
新年のご挨拶を。
ちなみにこちらは昨日のIKUOさんの投稿 (めっちゃ楽しかった模様)
はよう😊
— IKUO (@IKUObass190) February 3, 2023
本日はI.T.R
「節分のうた」
ファイナル
Mzes東京‼️#IKUO#ITR#村田隆行 #白井アキト#坂東慧 pic.twitter.com/cmSSBq54Y4
この日は立春だったので、
Sakuraさんからは
立春は年によって日にちが変わるという
豆知識が披露される。
『news every』で藤井アナが
言っていたそう
「俺騙されてない? 本当?」
とフロアに助けを求める田澤くん。
Sakuraさんは報道番組が好きで、
藤井アナが癒しとのこと。
「藤井アナは心が洗われる」と言っていた。
Sakuraさんが挙げたい番組名を
思い出せないでいると、
「『ワイド!スクランブル』」
とそれまで一言も発していなかった
都さんが即答。
Sakuraさんの平日は、『ひるおび』の後
『ワイド!スクランブル』か『ミヤネ屋』か
『徹子の部屋』を見るかで迷うそう。
『徹子の部屋』が控えているから
テレ朝の12時帯は内容が詰まっている、
などの裏話をして
情報番組通な一面を見せてくれる。
都さんもお昼のテレビ情勢に詳しそう・・・。
真面目に話しているんだけど
出で立ちは黒のタンクトップ姿で、
お昼のワイドショーについて話す
後方のお二人。
ちょっと待って
なんで揃って黒のタンクトップでいるの。
それが立ちはだかる仁王像のように
かっこよかったのと
阿吽の呼吸な感じで笑えた。
YUKIさんは白い衣装だけど、
中には黒のタンクトップを着ていると言う。
ギターをスタッフさんに渡すと、
衣装の布地に施された無数のドット孔から
下にあるタンクトップの色がわかった。
IKUOさんも、白だけど
中にタンクトップを着ていると、
衣装の裾を少しめくって見せてくれる。
タンクトップを着用したメンバーに
包囲されている田澤くん。
「俺も黒のタンクトップ着てんねん。
ここが細いやつやけど」
と肩の部分を指す。
「坂本一生※タイプの!」
急にタンクトップ集団になる皆さんだった。
※白のTシャツに対抗するため、黒のタンクトップを着させられ続けた
エピソードを持つ古(イニシエ)のタレントさん
『坂本一生』がわからないファンも多いんじゃないか。
『新加勢大周』なんてさらに・・・。
そんな心配をよそにトークは進む
YUKIさんは、節分の豆まきの豆が好きで
毎年買い占めているのだそう。
そんなYUKIさんからは、元旦にする皇居ランの話。
皇居外周は1周約5㎞で
30mの高低差のある人気のランニングコース。
今年は会えなかったけど、
去年は佳子さまと秋篠宮さまが
皇居から出てくるのを
お見送りできたのだそう。
ランの途中で警備の方に声をかけられ、
怒られるのかと思ったら
「佳子さまをお見送りしませんか?」
とのお誘いだった
3番目の車に乗っていると教えてもらい、
手を振ってお見送りされたそう。
正月早々高貴な方々と遭遇して
縁起がいいと思った話だった。
(でも今年は会えなかったんだよね・・・)
そう思っていると、
「でも今日みんなに会えたから。
俺はみんなに会えたことが一番嬉しい。
佳子さまよりも君たちのほうが嬉しい。
感想を言うのへたくそでちょっと棒読みやけど、
ほんまにそう思ってるから」
なんだか言わせてしまっている気がして
申し訳ないような・・・
佳子さまと並ぼうなんておこがましい
限りだけど。
「棒読みと言われたら
そうやなって思うから、
ちゃんと言ったら」
もう一度聴けるチャンスをもらえて
期待が高まるフロア上手。
そうそう、ファイナルもさんと
YUKIさん前で見てたのだった。
わたしたちも棒読みじゃないYUKIさんを
見てみたい
感情を込めたら告白みたいになりそう。
ハードルを上げられたプレッシャーで
とても言いにくそうだったけど、
そこはYUKIさんらしく。
「お前たちに、会いたかったぜー」
と両手を大きく伸ばして
元気いっぱいに応えていて
可愛かった
都さんには早々にトラブルが発生していた。
ドラム側のキーボードが使えなくて
フロア側のキーボードを弾いていたのだけど、
それも使えない状況になったよう。
その時の都さんは、
悔しそうにキーボードから離れると
手ぶらで足早にステージを歩き、
フロア前に出たと同時に
リズムに合わせて勢いよく両手を広げた。
そして背中を見せると
衣装のジャケットを脱ぎながら、
持ち場に戻って行ったのだった。
その時のことを振り返る田澤くん。
「あの瞬間、世界一かっこよかった!」
と、演奏にも匹敵する見せ場を作った
都さんを絶賛していた。
近いところでYUKIさんに聞いてみる。
「自分、楽器、音出なかったら前出れる?」
「前にあったけど、その時は
その場でステップ踏んだわ」
「踊ったんやね」
IKUOさんはフロアにダイブしたことがあります
ブルハチで...
演奏する者にとって最大のピンチを
形を変えて昇華する。
丸腰での勝負に勝つような。
あの時の都さんは本当に眩しくて、
まるでミュージカルスターみたいだった。
あれからずっとタンクトップだ。
都さんが話し始める。
「僕らのペースがゆっくりなことに
皆さんがやきもきしているところが
すごくあると思いますけど、
これからは逆に
楽しいことだらけちゃうかなと思う。
今日はタオル回せるやんか。
次回は声を出してもいいかもしれないし。
そういうことをこれから1個ずつ
叶えていけると考えたら、わくわくせえへん?
だから、がんばろうや。
あの頃の感じや!っていうのを、
またみんなと一緒に味わえたらいいなと
思っています」
終盤は『サンデードライバー』から。
歪んだベースラインで始まる
『Runaway Brain』は、
待望のタオルを回す曲。
イントロとともに思わずタオルを
掲げる都さんの姿があった。
わたしたちは手元にタオルを用意する。
2年ぶりのタオル待機だった。
最後の曲を終えると
楽器を離れ
横並びになるメンバー。
タオル回しができた喜びに沸くけれど、
「まだ声出し解禁してないけど、
声出ししたことで
来れなくなってしまう人も
いると思うから…」
と、あくまで慎重な見解のRayflowerだった。
「頭は回したらあかんの?」
「なんでタオルはいいの?」
「逆に今までなんで回せなかった?」
など
田澤くんの疑問は尽きないが。
最後は、
「やっぱり顔が見たいな」
と言っていた。
「どんな顔をして笑っているのかが見たい。
声はもう聴こえてんねん」
と。
今ツアーのグッズのタオルを
高く掲げるメンバーたち。
それがだんだんコンパクトに
まとまっていって、
Sakuraさんなんて今にもフロアに投げそう。
そのタオルで脇まで拭いて、
めっちゃサービス精神
込めてくれてる。
でも今日はやめておこう
今日がファイナルであるという
その事実よりも、
他のバンドのライブより
歩みが遅いことを気にするメンバーが
印象的だった。
歩みが遅いなんて思わないし、
その慎重さがあって今のRayflowerがあると
思っているから。
わたしはRayflowerのそういうところが
好きだと思った。
01.Border Line
02.憂いのFUNNY MAN
03.Real Game
04.サバイヴノススメ
05.It’s a beautiful day
06.S.O.S ~沈黙のスカーレット~
07.悲劇のメシュード
08.彩戯心
09.哀しみのリフレイン
10.Garbera
11.SOCIAL NETWORK GENERATION
12.Words Of The Wise Man ~時の贈り物~
13.My Dear...
14.サンデードライバー
15.Brilliant Place
16.Runaway Brain
17.ユースフルハイ
18.Soul Survivor
19.Bloom Moment
Rayflower TOUR 2022-2023
— 田澤孝介 (@takayuki_tazawa) February 4, 2023
“Snowdrop”
Spotify O-EAST
終わってしまったという寂しさが
達成感を飛び越えてくる。
とても良いツアーでした。
参加してくれた皆さま
本当にありがとうございました。
とりあえず余韻。
余韻に浸る。
の前に湯船に浸かる。
おつかれ様でしたー! pic.twitter.com/Yd0DautKB4
Rayflowerツアーファイナル終了しました!
— 都 啓一 (@Rockparty71) February 4, 2023
何が起こるかわからないライブでした!
本当に楽しかった!
ステージから見たタオル回しもグッと来ました!おもわずタオル掲げてしまいました。
年を跨いだツアーでしたが楽しかったです。
また必ず会いましょう!
ありがとうございました! pic.twitter.com/EWlghPtyrJ
#Snowdrop ツアーファイナル・東京公演終了致しました。
— Rayflower_Official (@RayflowerSTAFF) February 4, 2023
少し日程が空いてのファイナル公演でしたが、最高のライブでした❗️
タオルも回せるようになり、少しずつ本来の #Rayflower のライブが戻ってきているなと実感できました。
Spotify O-EASTにお集まりくださった皆様、ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/wvMks73lq0
いろんな想いが見えた
素晴らしいステージでした。
お一人お一人の言葉が嬉しく、
タオル回しも楽しかったです。
素敵なツアーと
素敵なファイナルを
ありがとうございました。