8/17(水)名古屋ボトムライン THE CHOPPERS REVOLUTION New Album『FAN×K』 Release Tour 2022

 

 

 

 

 

チョパレボのライブに行ってきました。

 

 

 

 

 

チョパレボ 10th Anniversary

3rd Album Release Tour 2022

 

鳴瀬喜博(b/vo)

IKUO(b/vo)

村田隆行(b/vo)

坂東慧(ds)

白井アキト(key)

 

 

 

 

 

 

チョパレボの名古屋公演は

名古屋ブルーノートで行われるのが

恒例だった。

 

 

 

コロナ禍における経営不振で

泣く泣く廃業に陥ったのに、

開始早々ナルチョさんと村田君に

「逃げた」呼ばわりされる

名古屋ブルーノート。

豆しばちーん

 

 

でもこれは

メンバーさんの寂しさの裏返しだと思う。

チョパレボツアーの名古屋公演と言えば

ブルーノートだったんだもの。

名古屋ブルーノートのスタッフさんたちも

チョパレボのライブを

毎回楽しみにされていたのを

感じていたし。

 

 

 

本名古屋ブルーノートでのチョパレボライブ

New Year's Special Live 2017.1.27

 

 

 

だから、

ステージからの景色が違ったんだと思う。

降臨できるテーブルは

どこにもない。

見覚えのある顔が何人も見えるのに、

ずいぶん見下ろす気がするような。

 

 

ボトムラインのステージは高いんだ。

ジャズの老舗のブルーノートは、

テーブル席なのもあって

ステージは高くなかったけど、

ボトムラインは

海外のロックバンドにも

広く親しまれている

立ち見ありきのライブハウス。

 

 

座って見上げているわたしも、

途中で首が痛くならなければいいな

なんて思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

真夏の名古屋は

連日40℃近くにまで上昇する。

暑いのは心底苦手なんだけど、

外気温に反比例して店内や地下鉄は

凍えるほど冷房が効いていて、

その落差が恐怖だった。

でも今年は比較的弱冷房だったな。

スーパーやコンビニでは、

陳列棚の照明も最小限にして

省エネしてるしね。

 

 

 

同じ建物の地下にあるBLcafeには

何度かI.T.R.を見に来たけど、

そこも冷房をガンガンに

効かせてくれるところでね。

 

それを思い出して

カーディガンを持って行って

正解だった。

やはりこちらもシベリア並みに

冷やしていただいている。

ちゃとらがーん

 

しかしこれが演者さんを迎えるには

適した環境なのかもしれない。

機材とかに影響があるのとか。

よくわからないけど、

途中でトイレに行きたくなりそうなので

開演前にすませておく。

 

 

 

活動10周年を記念してアルバムを制作。

今回はFUNKがテーマだけど、

タイトル中の【FAN】とは

文字通りファンのこと。

そして【K】は

1000倍を表すK(kilo)のこと。

ファンへの感謝の気持ちとともに、

FUNKを通してFANを1000倍にしたい、

という願いも込められているのだとか。

 

 

 

セットリストはアルバム収録順で、

新曲をすべて聴かせてくれる。

 

 

ファンクは聴き慣れていなくて。

ディスコミュージックのような

軽快な音楽は苦手なんだけど、

チョパレボ流のファンクは

なかなかに重くて

めちゃめちゃかっこよかった。

 

 

 

フュージョンやメタルの要素が

あるからかな。

 

 

 

音楽を知り尽くしていないと、

こういう挑戦ってできないんじゃないかと。

やろうとも思わないんじゃないかと。

だからチョパレボは面白いのだと思う。

 

 

 

IKUOさんが作る速弾きの曲。

今作では『So Bad』、

これを聴けるのも楽しみにしていた。

 

 

 

ナルチョさん、上機嫌だわ。

世代を超えて

坂東さんや白井さんとも

一緒になってはしゃげるテンションが

本当に素敵。

 

上手の端の席から見ていても

迫力がある。

こんなに離れていても

弦を弾くナルチョさんの右手の親指が

異常に大きく見える現象は変わらない。

 

 

 

そしてチョパレボを見るのも

ずいぶん久しぶりのはずなのに、

そんな気がしない。

 

 

 

今作にはツインドラムの曲が

収録されているのだけど、

この日は坂東さん一人で担当された。

この方の叩くドラム、

音の粒というのが揃っていて

音量も的確で、とても綺麗なんだ。

曲はものすごかったけど。

 

 

 

坂東さんも白井さんも

製作からチョパレボと関わっていて、

ツアーにも同行していて、

メンバーのテンションとか

求める音とか理解してるの、

すごいなぁと思う。

 

 

 

最後はおなじみの曲

『Pink Punk Funk 2022』で

手拍子を求められる。

 

 

 

そうだった。

初期のチョパレボのライブは

こうだった。

 

手拍子は胸の前じゃなくて

頭の上で叩くこと。

終いにはスタンディングを促され、

手や肘の位置が下がったり、

音が小さくなると

ナルチョさんから直接指導が入る

というスパルタぶり笑

 

 

 

本編を終えると、

メンバーさんたちはステージを後にする。

 

このあとは、

日本を代表するムード歌謡グループ・

上岡まこと&ザ・チョッパズアイレス

ステージがあるんだ。

注アルバムの一番最後に収録されています

 

 

 

雰囲気はガラッと変わり、

登場したメンバーは

装飾を施した色違いのジャケットに着替え、

全員サングラスをつけている。

キャラクターも激変していた。

そして全員ステージネームを持っている。

白井さんと坂東さんもsei

 

 

 

葉っぱ

いつからか

チョパレボのライブの終わりは

五木ひろしさんの『夜明けのブルース』が

流れてきて、

その曲でメンバーが

ステージを去るようになった。

 

その歌を村田君が

【あれはなんちゃって韓国語なのか?】で

歌っていて、

サビには「まつやま~」って

ファンの人がコーラスに入る。

 

その件に関して特に説明はなくて

わたしの中で謎の時間だったんだけど、

その時の村田君、

いい声で歌っていたんだよね。

 

ソロ作品『僕の気持ち』でも

歌ってたから、

また歌ってくれるんだ!

って思っていた。

それが今作。

葉っぱ

 

 

 

タイトルは追いかけて関東

 

この曲も、

ファンクのベースラインだそう。

 

ベースは下手側の

ベンベンという方が担当される。

青いジャケットとハットと

サングラスという出で立ち。

あれは8弦ベースかな。

普段のキャラクターを抑える設定なのか

バックバンドとしての信条なのか

大人の演奏をされる。

 

 

事前に

この曲の振り付け動画が

公開されていた。

振り付け担当は

MAXSON.J.WIRELESSという

上手側の真っ赤なジャケットの方。

 

 

MAXSONさんが

ベースを持たず丸腰なのが

すごく手持ち無沙汰に見えた。

 

真っ赤なハットに真っ赤なジャケットに

サングラスと細身の体。

足元のスピーカーに片足を乗せて、

肩を大きく揺らせて手拍子をしている。

日本の方の設定ではない様子で、

何度も「Hey」など声を上げ

大きな身振りで

ワイルドさをアピールしていた。

珍しいものを見るように見てしまった白猫あせ

 

 

トマトのような赤が似合うことや

緩くかかったパーマ、

ハットをかぶった角度や顔の輪郭などが

ちょっとだけ

マイケル・ジャクソンを思わせた。

 

 

 

歌い手の上岡さんは

白のジャケットとサングラスで現れ、

腕をぴんと伸ばし、

右手と右足を同時に前に出して

マイクスタンドまで歩いてきた。

 

ぎこちない・・・プリネコ*。

 

さすがキャラクター作りも凝ってるわ。

きっとすごい生真面目な人なんだわ。

 

そしてお辞儀は柔らかく、

フロアを見てからゆっくり最敬礼。

ここは往年の昭和歌謡スターを思わせる。

きら黄キラキラきらきら

 


 

上岡さんが登場すると、

そのまま曲に入った。

振り付けがあるのを

知らなかった人もいたと思うけど、

MAXSONさんが一緒にやってくれたので

みんなでできた。

 

 

 

上岡さんは揺れる会場で

切々としかし堂々と歌い上げ、

お客さんだけでなく、共演者にも

一人一人に最敬礼していたプリネコ*。

なんて優雅な物腰。

そして

ステージから去っていく上岡さん。

 

 

 

公演終了のご挨拶をしようと

ナルチョさんが

村田君を呼び込もうと声をかける。

「タカー!」

「おいタカー!」

「・・・」

「恥かしくって出られないって!」

 

骸骨v!しろねこさんびっくりカピバラ お!!

 

村田君は姿を見せないまま終演。

てっきり演技だと思っていたけど、

違ったの?!+゜

村田君にそんな一面があったなんて

意外だった。

何を恥ずかしがる必要があったの?

それかトラブルかなんか

 

 

 

いつだったかのライブで

チョパレボのお三方は

全員A型だと言っていたけど、

わたしからしたら今更感満載だった笑

 

 

 

 

 

楽しい時間と素晴らしい演奏を

ありがとうございました。

チョパレボ流のファンクは

とてもかっこよかったです。

片福面と一緒

 

 

そして、

結成10周年おめでとうございます。

きらきら花(セキセイインコ)BD cake*はぴばすできらきら

 

 

 

 

 

 

日本のファンクといえばムード歌謡なのだそうです

上岡まこと&ザ・チョッパズアイレス