最終日の朝。
この日も
さんと
さんと
ホテルのレストランのモーニングビュッフェへ。
さんは、
わたしがお腹いっぱいになって食べきれなくなったパンを
躊躇なくパクッと食べた（
）。
ちなみに次の新潟の旅でも、3人は毎朝
一緒のテーブルで朝食を食べているのであった。
（そしてパンとさんとわたしが展開される）
朝食を済ませて席を立つと、
中庭に通じる扉があることに気づいた。
出てみると、庭先で小さな朝市をやっていた。
売店によくある品揃えではなくて、
素朴で温かな民芸品や特産品が並んでいた。
そこで自分にお土産を。
サンゴの上に２匹のシーサーがちょこんと座っている、
小さな小さな置物を買った。
帰ったらうちの玄関に飾ろう 
♬
サンゴの箸置きもおまけに付けてくれた。
チェックアウトを済ませると、
２階のフェアウェルパーティー会場に集合した。
そして広間に並べられた上品な椅子の
指定された席に座り、メンバーの登場を待った。
ここでもさんの近くだった。
この時間が終わればわたしたちは
各自で那覇空港へ移動、
現地集合の人たちはここで解散になるから、
少しでも長く話をしてほしいと願ってしまう。
出てきたのは、
昨日とは打って変わって平静なメンバー。
照れもあるのか、なんだかおとなしい。
５人ともサプライズギフトでくれたのと同じ
お揃いのTシャツを着ていて、
舞台の上に用意されたバーカウンターチェアに座る。
するとIKUOさんの椅子だけが静かに回り、
IKUOさんだけ正面がずれていく。
お隣の田澤くんの膝に手を置いて静止するIKUOさん。
「まっすぐでいたいんだ」
頼られてちょっとうれしげな田澤くん
フェアウェルタイムでは、
花キューのアンケートをもとに、
沖縄で過ごした2日間を振り返った。
テーマは「旅行で一番印象に残ったこと」。
だけどこのアンケートは、
あのディナーパーティー終了後に
配られたものなのだ。
案の定、カラオケバトルを挙げる人が大半だったそう。
最も記憶に新しく、しかも鮮烈なのだから。
でもわたしが書いたのは、６ショットのこと。
全然アンケートじゃないけど・・・
お礼を書きました。
スタッフの方しか読んでないと思うけど。
メンバーは順番に抽選箱から
スタッフの方が選別したアンケートを一枚ずつ取り出して
読み上げていく。
それぞれに嬉しかったポイントは異なっていた。
そのなかでもカラオケバトルは想像以上に盛り上がって、
メンバーもすごく楽しかったみたいで
あれはライブやった
という名言を残した。
ワンマンやるくらいの疲労感と充実感があったって
トークタイムが終わると、
一人ずつお別れの挨拶をしてくれた。
嬉しいことばかり言ってくれたなぁ。
みんなの無事の帰宅までが旅行だって、
この思い出が糧になるって、
そう言ってくれた。
田澤くんはこの旅に沖縄チェリー
を捧げ、
YUKIさんの締めの一言は会場を明るくさせた。
･･･それと、みんなRayflowerのこと、
すっきやな～ 
最後に挨拶をされたのは都さん。
目の前にいるわたしたちだけでなく、
お留守番の花キューのことも
想ってくれていた。
挨拶のあとは、
５対１のハイタッチでお見送りをしてくれた。
パーテーションで仕切られた空間に
５人が並んでいて、終わるまで
次の人は入れないでくれた。
以前にSakuraさんとハイタッチをした時
手を変えられたことがあったので、
今日はどっちかなと思って見ていたら
この日は両手だった
なんせ大人数なのと
飛行機の時間があるから、
ゆっくりお話しできない。
気の利いたことも言えないので、いつも
「ありがとうございました」とだけ言うのだけど、
スタッフの方に腰を持たれる。
(メンバーに接触したり、与えられた時間を超過しないように
そばで誘導してくださる女性スタッフさんがいるのです)
背後に立たれたり、人に触られるのが苦手なわたしは
腰を持たれると一気に冷めるのであった。
那覇空港までの移動はタクシーのみ。
声をかけてくれた方がいたけど、
次いつ会えるかわからない
さんとさんと一緒に乗せてもらった。
帰りはいいお天気だった。
車窓から見た青い空を覚えている。
海が見える道を走ってくれた
タクシーの運転手さんは、高齢の男性だった。
昔、航空自衛隊で戦闘機に乗っていた方で、
定年になって、今は地上で車に乗っているんだって。
えぇっ
すごいねって返した。
飛行機ってどうやって操縦するんだろう。
だったら車の運転なんて
簡単に思えてしまうねと話しながら、
ここはかつて戦場だったことを思いだした。
沖縄のイメージは、わたしにはそちらの方が強く、
遠く想いを馳せる地だったので。
旅の終わりは切なかった。
帰りの飛行機で話しかけられて
しばらく話した人がいたのだけど、
考え方の違いに泣かされたのだ。
その解釈はとても不快で、
あとものすごく説教臭くて、
そういう考えなのかと思ったらがっかりした。
メンバーから受けた数々の愛情を想うと
悲しくなって。
キャリーバッグを引いて、
伊丹空港でリムジンバスのチケットを買って、
泣きながら揺られたリムジンバスを降りて、
電車を乗り換え乗り換え
最寄り駅で降りて、
帰宅した。
そんなできごともありつつ・・・
いい年して泣いて帰ってくるなんて、
どんだけRayflowerのこと好きなんと
思った旅だった･･･
一生懸命考えてくれたであろう
フラワー倶楽部限定ドリンクと料理の名前。
メンバーが楽しんでいるところを見たかっただけなのに、
こちらまで楽しませてくれたリベンジバトル。
全員が公平になるよう熟考してくださったであろう
各イベントでの座席や整理番号。
沖縄の歴史を織り込んだ旅の日程。
見知らぬ人々の中で同室者と近い席になるよう
配慮してくださったり。
サプライズを仕掛けてくれたり。
素敵なホテルにしてくれたり。
地方在住でインストアイベントに行く機会もなくて、
こういったイベントに不慣れなのは
わたしの方だったのだけど、
最高のおもてなしを受けられた
うれしい旅でした。
メンバー、スタッフのみなさま、
素晴らしい時間をありがとうございました。
一緒に過ごしてくれた花キューピッドのみなさまも、
楽しい思い出を
ありがとうございました。
カラオケバトルで歌とともに楽しんだ、
シークヮーサーと泡盛のお酒。
これがわたしの「沖縄の味」になった。
那覇空港のファミマで売ってるのを買って帰って、
飲んだらやっぱりおいしくて、
もっと買えばよかったと思った。
沖縄限定だった
三重に帰ってからも、
しばらくシークヮーサーのものを探して飲んだ。
忘れたくなくて。
おきなわワールドのお土産屋さんでは
自分にもちんすこうを買って、
沖縄を思い出しながら
毎日ひとつずつ食べたなぁ。
さて、
色差し体験で新聞紙に包んでもらって
丁重に持ち帰ったトートバッグは、
カビができていないかをチェックしつつ
しばらくそのままの状態で過ごし、
ある休日に思い切って最終工程に入りました。
ここからは家での作業になります
水洗いの仕方
風通しのよい部屋で乾燥させる（一週間）
置きすぎるとカビが生えるから気を付けて
あて布または新聞紙の上からアイロン（ドライ）をかける
熱を与えることで色が定着する
布を40度ぐらいのお湯に1時間以上つける
布がまっすぐお湯につかるようにする
のりが水に溶けている様子を確かめる
余分な絵の具（顔料）やのりをシャワーなどで洗い流す
こすると色が剥げるので注意
模様のふちにひらひらと細かく固まってくっついている
余分な顔料を落とす
指で軽くなでるかスポンジでやさしく取る
室内か日影に干す
絶対に絞ったらダメ
アイロンでしわを伸ばして完成
帰宅時 
完成 
楽しい思い出をありがとう。
また沖縄に行くことができるといいな。
また食事や旅行やライブを楽しめる日が来ることを願って。
みなさまの心身のご健康をお祈りしています。
