30年以上も運転をしていましたので、さすがに事故にもあったし、事故も起こした経験はありました。
雪の降る地方では、小さな車だと轍(わだち)にはまって動けなくなっていると、雪国の人たちは心得たもので、みんな寄ってきてひょいと車を持ち上げて出してくれるので、親切だなあと感心しきりでした。
アイスバーンの上に新雪が降った後など、ちょっと油断すると、くるりと1回転することもあるので、2000CCクラスのちょっと大きめの車で1回転すると、ドライバーはなすすべもなく、まわされるに任せて元の位置に無事着地して、何事もなかったようにまた運転再開
幸いそういう時は対向車もなくいつも命拾いしていて、結構自分は強運なのかななんて思ってりして。
自家用車を仕事で使っていたので、ほとんど毎日運転していました。
以前雪国で交差点で曲がろうとして止まっていると、黄色から赤信号に変わった瞬間、前方の車が止まらずに突っ込んできて、大雪の後でしたので、かなり高い雪山ができていたところに、はねあげられてしまいました。
でも、1週間程度のむち打ちで済んだので、すぐにまた運転して仕事をしていました。
今思うと、我ながら仕事人間だったんだなあと思い返して懐かしさに浸っています。
今の時代にはそぐわないかもですね。
免許取りたての頃は、よくサイドミラーをひっかけたり、バンパーをつぶしたりして,またやったのーとあきれられるれるような状態でしたが、
運転歴も長くなると、郊外のテカテカのアイスバーンの上を、かなりのスピードで走っていても平気になるから不思議です。
そんなドライバーでしたが、運転中よりも、歩いているときに事故にあうんですよ。
歩いていて予期せぬ事故にあった瞬間というのは、全く自分で倒れているのに意識が向いていないというか、不思議な感覚でした。
相手はワゴン車で普段乗りなれていない車を運転していたので、高さがあるとそばを歩いているのを見落とすらしいですね。
その時も膝や脛に青丹ができて、歩くと違和感がありましたが、これも1週間ほどで回復。
30数年運転してきて大きな事故にあったのはこれくらいですから、
相変わらず、私は運がいい!と豪語していましたが、さすがに早々と免許を返納しました。
地方のまっすぐな道路を運転するのは気持ちがいいものですが、都会の雑踏の中を縫うように運転するのはホント疲れますからね。
事故のニュースを聞くたびに、やれやれ今は安心だと痛感しています。