ブログご訪問ありがとうございます。
KAORI WONGと申します。
ミドサーでも
小さい子供がいるママでも
産後うつを経験しても
未経験の業界でも
大好きなことで
生きていける
ということを広めたいと思って
ブログを書いています
あとは昔からエッセイストになりたかったので
心に浮かんだ随筆的なことも
1986年・五黄の寅年生まれの35歳。
（2022年7月現在）
ラテン系の外国人夫と結婚し
5歳と3歳の娘がいます。
35歳から、長年の夢だった
「ジュエリーで起業する！」
を叶えようと奮闘しています。
じつはこれ、15年来の夢でした。。。
が、ずっと口に出せないまま
「ないもの」として胸の奥にしまっていたのです。
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高校時代は美大に行くことを夢見るような
「美しいもの」
を愛する少女でした。
ですが美大は親の了承が得られず
普通の都内の四大に入学。
就職活動の時期には
沢山の企業を訪問する中で、
人が仕事によって
お互いに支え合って
世界を豊かにしている
ということに感銘を受けて
「私も社会の豊かさを形成する一部になりたい」と思い、
「経済的に世の中を豊かにする仕事」
「文化的に世の中を豊かにする仕事」
ということで
総合商社と出版社の面接を受けていました。
（たぶん珍しいケース）
倍率600倍？とも言われる
激戦の就職活動を勝ち抜き、
総合商社で働きました。
当時扱っていた商品は
発電プラントや関連の超大型機械。
世界を飛び回る仕事に没頭し
楽しくて楽しくて仕方なかった。
※ジュエリーと1mmも関係ないですよね。笑
世界を股にかけての仕事、本当に向いてた。
けれど、当時は
残業時間100時間みたいな人も
ザラにいる環境。
時差も激しい仕事。
私自身も、異国の地で
AM3時から1400℃の炎の燃え盛る工場で立会検査、
AM5時から冷たいコンクリの床で仮眠、
AM8時から始業、
みたいな生活を繰り返していて
過労で自律神経を壊しました。
3週間で2回モスクワとか、今思うと笑える。笑
心身を壊して辛かった時期も
心の支えになったのは
「美しいもの」
当時滞在していたドイツで見た教会で
「世界の美術館と建築を巡るんだ。」
「それまでは生きるんだ。」
と心に決めました。
退職後に新婚の夫を置いて（笑）
ヨーロッパ芸術の旅2ヶ月。
本当に体調が悪かったので
胃痙攣を起こしてベルサイユ宮殿で
緊急搬送されそうになったことも
そして、帰国後。
ずっとやってみたかった
「美しいもの」
「文化的に社会を豊かにする仕事」
としてミキモトの門を叩きました。
引き出しを開ければ
職人さんが丹精込めて作った
美しいジュエリーがずらり。
元々得意だったセールスですが
心から勧められるものを
情熱を持って販売する喜び・・・
お客様も素敵な方ばかりで
本当に幸せな時期でした。
家庭の事情もあり
たった5ヶ月間しか在籍出来ませんでしたが
自分が本当にジュエリーに情熱を傾けられる
ということを実感しました。
が。
「慣性の法則」
という言葉がある通り人間、
元々の道に戻ってしまいます。
「美しいものを扱う」
とは程遠い職場へ。
外資系の企業で契約交渉担当として
働くことになり、在職中に長女を出産。
元々独立願望があったので
頃合いを見計らって
退職＆独立することにしました。
が、独立した直後に
次女の妊娠発覚。
当時は個人事業主で
翻訳やブログなどをやっていましたが
ワンオペでの2歳差の
妊娠＆出産は思った以上に過酷でした。。。
（多分、経験者なら分かる。）
下の子の妊娠期間～2歳過ぎまで、
自分が何者か分からない
アイデンティティ・クライシスに。
暗黒の期間を送りました。
子供は可愛くて可愛くて、尊くて
本当に神からお預かりした宝なんだけれども
途中で新型コロナウイルスによって
一時は公園まで閉鎖されたり、
あらゆる交流が途絶えたのも
暗黒期間に拍車をかけました。
「自分」という存在が一回死んで、
子供を産む前のことが
まるで前世みたいで、
厚いベールがかかったかのように
何も思い出せない。
いつもいつも
焦燥感と義務感に襲われて
仕事も思ったような成果を出せず
自分には存在価値がないような気がして。
本当に今思えば
完全に頭がおかしかったのですが
前後2人の子供を乗せた自転車を運転しながら
「このまま車に突っ込んだら3人で消えられるな」
と思ったり
ストレスで自傷行為に走ったり
泣きながら児童相談所に
電話したことすらありました。
今となっては「黒歴史」ですが
理想が高く、限界までやりこむ性格で
むやみやたらと自分に厳しすぎました。
苦しんで、苦しんで、
それでも失わなかったのは
「美しいもの」への情熱。
「どんな夢がありますか？」
「お金や成果を抜きにするなら何をしたいですか？」
と人に聞かれて、
「ジュエリーを作る」
というのが浮かびました。
10代の頃から夢見ていた、
アートやジュエリーといった
「美しいものと関わりたい」という夢。
15年間も諦めていた夢と理想を
追いかけてみることにしました。
それからは不思議なことに、
ジュエリーの学校が
自宅から徒歩3分のところに見つかったり。
2年間も前を通っていたのに、その時まで存在すら知りませんでした。
とはいえ、私も雷に打たれたように
人生が変わったわけではありません。
授業料を振り込んで学び始めてもまだ
「ジュエリーを仕事にするか、わからない」
「趣味でやるかもしれない」
とへっぴり腰（笑）
「まずは食っていくために、"夢っぽくない仕事"をしなきゃ」
と迷走したこともあります。
でも。
「最近何やってるの？」と聞かれる度に
少ずつ少しずつ
夢を語るようになって。
少しずつ少しずつ
先ゆくジュエリーデザイナーさんの
展示会などに足を運ぶようになって。
行動が次の行動を呼び、
少しずつモメンタム（重力）が生まれてきて
「あれこのまま入ったら私の夢、叶うな」
とふっと思えるくらいになりました。
15年以上かかりましたが、
産後うつも経験して
小さい子供がいて
未経験でも
夢が叶えられると実感した瞬間でした。
私の中にあった
「大切な夢は夢のままにしておきたい
＝叶えたくない」
というブロックが外れた瞬間でした。
夢に向かっていると
自分の心とたくさん向かい合うことになります。
自分の中の恐れ・ブロック・弱さ。
自分の中の情熱・愛・エネルギー・望む人生。
自分の世界が外的にも内的にも
広がり、深くなりました。
しんどいどころか、
いくらでもエネルギーが湧いてきて
久しぶりに会った昔の会社の同期にも第一声で
「なんかすんごいキラキラしてるね」と言われましたｗ
どんな人にでも、
人生には波があります。
過去のわたしのように今は波の底にいて、
これから見る美しい世界が
想像すらつかなくなってしまっている人も
たくさんいると思う。
そんな時は
お互いに励まし合えばいい。
このブログではそんな人に
「世界は美しいものでいっぱい」
という希望を与えられるブログにしていきたいと思います。
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