タイバニキャラソンアルバム届きました。

TVアニメ『TIGER & BUNNY』キャラクターソングアルバム「BEST OF HERO」/オムニバス
¥3,000
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以前に出た『正義の声が聞こえるかい』が
すごく良かったので楽しみにしていました。

ちなみに『正義…』の方は、タイバニコンビが芸能活動の一環で
出したCDという体で短いドラマパートがさしはさまれています。
いったいアポロンメディア(作中の所属企業)は2人をどう売り出したいの! 
強めのツッコミを入れたくなる素敵な迷走っぷり(笑)。

歌を嫌がるおじさんと
仕事を選ばないプロフェッショナルバニーさんの
温度差が素敵です。
おじさんはおとなげなく、収録中のバニーを
変顔で笑わそうとして怒らせちゃったり(笑)。
正義の声が聞こえるかい/バーナビー(森田成一) タイガー(平田広明)
¥1,500
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↑『本気の僕』の顔。
入り込んでいる…。


で、まあ話を戻して今回『BEST OF HERO』ですが。

1、ワイルドタイガー『生涯ワイルド宣言』

一言でいえば、「ワイルド」を繰り返している歌です(笑)。

平田さんかわいらしい。ワイルドっていうかかわいらしい。

ごめんなさい(笑)。


しかし、中年の星キャラである虎徹さんは、

歌ものになるとより極端に団塊っぽい描かれ方をされがち。

実は三十代なんですよね…たぶん35~37。

(詳細は出てないけど、これまでのスタッフの発言から)。


この歌の歌詞も特に前半、

ぷんぷんにおい立つ団塊色(笑)。

なんだかんだで虎徹さんなので

茶目っけたっぷりかわいげたっぷりにまとまっていて

嫌味がないのですが。虎徹マジック。


ちょっと脱線しますけど、

タイバニは世代差バディものですが、

実は視聴者の多くはそんなに「世代差」自体は

感じていないんじゃないかなと思っています。

「年齢差」は感じるんですけどね。

バニーの過去も特殊ですし、あの2人の温度差は視聴者的に

キャラの個性へと還元されがちなんじゃないかな??


団塊とイマドキ世代に溝があるとしたら、

それは経済成長のかたちが変わったことも

大いに影響しているはずなので

そこを描かないで精神論としてのステレオタイプを

取り入れるのはさじ加減がむずかしいだろうなと

思います。

正直、世代論は少なめがいいなと

個人的には思っています。

だってさみしい気がしちゃいますもん、

わざわざ前提をつくるのは(笑)。


えーと脱線しすぎました(笑)。

虎徹さんらしい元気が出るウルフルズ系の

ストレートな歌でした!

がんばるぞってなります。



2、ドラゴンキッド『轟け☆カンフーマスター』

かーわーいーいー☆

中華テイストと

ちょっと懐かしい匂いがまじりあっています。

ていうか、このアルバム、全体的に

昭和の香りがぷんぷんです。

たぶんコンセプトが昭和です。


サビの部分の

「1,2,3(イーアルサン!)」のところは

一緒に歌いたくなります。



3、ブルーローズ『ICE DOLL』

虎徹さんに対する片想いソング?

これもかーわーいーい!

ヒーローとしての女王様キャラを

残しつつやっぱり健気です。


こんなに一途なのに

そもそも気付かれないってたいへんだ。

スタッフも「虎徹は(ローズの恋心に)

気付いちゃいけない」

というスタンスで作ってるみたいですしね。

確かに、気付いちゃうのはちょっと…。

それにしても、寿さんは歌がうまいので

安定感がありますね。



4、スカイハイ『Thanks,and thanks again!』

特撮系その1!

一番すきかもしれないです、

わたしバニーファンですけど(笑)。

要約すると、「スカイハイスカイハイスカイハイ

スカイハーイ♪」という歌(笑)。

ワイルド宣言のワイルドっぷりより

スカイハイスカイハイのリピートは上をいきます。

なにか刷り込まれそう(笑)。


井上さんは意図的にキャラの声よりやや高めに

うたっているようで

さわやかでスピード感もあり正解だと思います。

わたし、実はスカイハイの声を聴いていると

「この声、オウガのランスロット・ハミルトンもいけそう」って

思っちゃうんですよね。


もちろん、子安ランスがすごいすきなので

子安さんがいいんですけど、井上さんのスカイハイの

大らかでまじめでジェントルで天然(すぎるけど)な感じが

少しだけランスロットと通じる気がして。

ランスロット、まちがってもあんな致命的に(←こら)

天然じゃないですけど…。


続く。