力を付ける為に行くんだろ?
だったら必要なのは実力じゃない
勇気だろ
藤崎佑助(『スケットダンス』)
入学、就職、転勤、留学、移籍。
人は必ず自分の環境を変える時が来る。夢、人間関係、お金、地理、様々な理由を持ってその決断をする。
夢を叶えたいなら、成長できる環境にいることが大切だと思う。例えば、自分の夢を応援してくれる人、スキルを成長させてくれる設備や学習プログラム、勝負の機会があること。
夢を叶えるためには、良い結果が必ず必要だ。自分が常に良い結果を出し続けることができる環境が1番良いかもしれない。お金、評価、名誉、人脈、地位の上々につながる。しかし、果たしてそれは成長しているだろうか。挑戦しているだろうか。いつしか夢を叶えることから、居心地の良さを求めてはいないだろうか。それは、現状維持になってしまう気がする。
僕は、居心地の良い環境=成長できる環境とは思わない。時には、集団の中で底辺になるくらいの環境に行くことも必要だと思う。その環境では、間違いなく応援だけでなく、否定を受ける。
それは、確かに辛い。でも、その中で、自分の夢や信念を持ち続ける強さを、身に付けることが出来たら、間違いなく成長できる。
厳しい環境に行く、行くかもしれないと分かったとき、期待だけでなく、不安が生まれてくる。
「絶対成功してやる」と思う人ばかりでは無い。
そう思っても、周りから、「無理だ」、「現実を見ろ」、「諦めも肝心だ」と言われる。
でも、人生は一度きり。しかも、自分だけの人生。
強引にでも夢に挑戦してもいいんじゃないか。
どれだけ一緒にいてくれる人でも24時間見守ってくれる訳ではない。所々しか分からない。
しかし、自分だけが自分を24時間見ている。自分の過程を全て知っているのは自分だけ。
どれだけ周りが結果や実力だけで評価してきても、自分もその周りと同じになってはいけない。自分だけは自分の未来を信じて、挑戦する。その勇気が必ず夢の実現につながると信じている。