「周りに迷惑をかけてはいけない」
そう教えられて育った人ほど、本当はとても優しい人です。
だからこそ、自分の気持ちより周りを優先し、遠慮しながら生きてしまうことがあります。
けれど森の木々を見ていると、一本だけが我慢して生きているわけではありません。
高く伸びる木もあれば、木陰を支える木もある。
土の下では、根を通して水や栄養を分け合いながら、それぞれが自分の命を生き、全体と響き合っています。
自然は、「自分を消すこと」で調和しているのではないのです。
「自分をどう表現したらいいかわからない」
そう感じる時は、まだ“何者かにならなければ”と思っているのかもしれません。
でも本当は、あなたはもう既に、かけがえのない存在としてここにいます。
一滴の水の中に海があり、一人の命の中に宇宙がある。
あなたの笑顔も、涙も、迷いも、優しさも、言葉にならない想いも、全部があなただけの表現です。
無理に立派な自分を作らなくてもいい。上手に表現しようとしなくてもいい。
ただ、感じたことを感じ、好きなものを好きと言い、今日を生きる。
その姿そのものが、もう「あなた」という表現なのです。
人は、咲こうとして咲くのではなく、命のままに咲いていくものだから。
自分らしく生きるとは、わがままになることではなく、自分の光を隠さず、相手の光も尊ぶこと。
優しさとは、自分を押し殺すことではなく、
自分の命にも、相手の命にも、同じように光を当てることなのかもしれません。
感謝💕🙏
全国古事記塾主宰今野華都子 絵と文記す
「宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)」









