今回は以前購入した「ずべ公番長 東京流れ者」をレビューしていきたいと思います。
まずは赤城女子学園のシーンから幕開け。
(学園と言っても更生施設ですよ)
南利明の茶番が何やかんやあり、リカが友情みたいなことを言って学園から脱出する。
女版網走番外地である。
本編では乳を出さずに拒んでいる。俺的には出したほうが良かった気がする。
そして学園を脱出したリカは由利徹が課長の玩具工場で働くのだがまたもやカットシーンが。
何と大泉滉の職安のシーンが丸々カットされているのだ。
これは酷い。その後、人見明のガセ虎率いるテキ屋に入るのだが、
由利徹が課長の工場〜人見明のテキ屋というのが凄い。
喜劇人の経営する職場を渡り歩くリカは幸せ者(?)だ。
その後、ガセ虎と左とん平のホストのくだりがあるのだが寒い。
更にはその裏でテキ屋のナワバリ争いで上吉率いる新興ヤクザが出てくる。ガセ虎一家VS上吉の始まりである。
リカ、お玉、とん平、人見明、はるみとよく分からないお笑い一家が完成してしまう。
人材豊かである。その後、とん平のかます「知床ってどこ〜?」やら人見明の「近藤勇?」などを挟んでいく中で、テキ屋用の品を新興ヤクザの裏工作で差し押さえられ取引を中止させられてしまう。
しかし玩具工場の由利徹に色仕掛けを迫ったり、薬局店の太宰久雄の弱みを握ったり、あの手この手で取引先を開拓して行く。
タコ社長がオネェのケツを掘った設定なんて今黒歴史よ
(笑)
その後トリオスカイラインが出てくるも、全く話に絡まない。しかも寒い。
そして、数年前に組を出ていった渡瀬恒彦と母のガセ虎が祭りで再開する。
だが!ガセ虎が新興ヤクザのコキ使いの下っ端に殺されてしまう!更にはコキ使いの下っ端も殺されてしまう!
因みにこの下っ端はリカの知り合いのセンミツの彼氏。
前半は喜劇チックで後半は時代劇風に一転する。
コレは許せない!
リカ達は新興ヤクザへ復讐に行く。
途中で渡瀬恒彦も参戦し刀でバッサバッサ逝きまくる。
にしても親分の上吉の死に方が情け無い。おっぱいを見せられ油断している隙に刀でバッサーである。
上吉らしい死に方である。
ラストは返り血を浴びた渡瀬恒彦が警察にショッ引かれてENDである。何故ずべ公番長軍団も刀でバッサバッサしたのに捕まらないのか?謎である。
まぁピンポン球で参戦していた左とん平は無罪だろうが
にしても無駄なシーンが前半にちょくちょくあった。
はっきり言ってヤクザのコキ使いの下っ端の設定はいらなかった気がする。
普通にヤクザがガセ虎を殺ったで良かった気がする。
北海道に帰っておふくろによーって言ってる暇があったらカットされた農園シーンと職安シーンと診察シーンを入れて欲しかった...
ではまた次回。
次回もまた東映バイオレンスポルノ物です。