そんなこんなで世田谷にある
ドラマやイベントで有名らしい?お寺にたどり着きました。
そこの共同墓地に大切な人は眠っています。
彼女の白字で書かれた名前の横には
赤字で旦那さんの名前が刻まれています。
嫁に行ってもええか?
と
約20年前に聞かれて、
すぐ
ええよええよ
なんかあっても、すぐに行けんし
誰かそばにいてくれる人がおってくれたら
安心やし!
と、再婚をすすめた。
あの選択は間違えてなかったなと、すごくおもった。
再婚相手のMさんは4人兄妹でせっかちだけどあったかい人。
家事が好きじゃない彼女に変わって
お風呂や夕食の準備をしてくれて
お布団も敷いてくれる
仕事の送り迎えもホイホイしてくれる。
彼女はお姫様状態だった。
ご両親のお仏壇も守ってる人で、
一緒に彼女のも守ってくれてる。
ご両親を大事にできる人だから選んだと言ってた。
そんな人だから
なんの血のつながりもない私たちが行っても
あったかく迎えてくれて
ご兄妹のみなさんも、そのパートナーの方も
みんな優しい。
法要の間、お経を聴きながら
心静かに無になろうと…
…したところ、
お母さん抱っこ💕
はい。三女抱っこ。
でも、4歳の三女も最後まで静かにお経を聴いていました。
おじゅっさん←て、阿波弁かな?
おじゅっさんのお話によると
人はみな亡くなると33回忌までは、
仏様になるための修行をしてるとのこと。
修行といっても、苦しいものではなく
穏やかなものだそうで。
33回忌なんて、ピンとこなかった。
もう生まれ変わって私のそばにいてくれてると勝手に思ってるので。
深い深い悲しみを乗り越えて
好きなことを好きな時にやってきた人なので
64年の彼女の人生は楽しかったに違いない!
…ただ、私たちと離れてしまったことを除いては…
命をありがとう。
私は生まれてこれて嬉しい。
生きてるだけでまるもうけ。