さて、ようやく本格的な記事に取り掛かります。
皆さん、今回のお題は 「本質をブラさないアタマ」「答えを探すときはいつも現状を把握するアタマ」を持つことについて考えてみましょう。
私は、お客様である店舗のオーナー様や一般企業の経営者または、ご担当者様とお話をする機会が多いのですが、お話している中でいつも感じることは 「これは手段の話だなぁ」 ということです。
どういうことかといいますと、私にしてくださる話はすでにある課題や問題について、結論がでていて、それを解決するための具体的な手段の話になっているということです。
まぁ、一般的なコンサルタントやシステムソリューションを提供する企業であれば、その手段にある要求を受けて、具体的な製品や手法を提示すればまぁ、仕事としては成立するわけです。
しかし、このような進め方をした場合、ほぼ失敗する例になるということです。
なぜか。それは、提示された手段が本質を捉えたものになっているからです。
しばしばあることとして、 「新規のお客さんが減ってきた!これは問題だ!」というお店があったとします。
「じゃ、インターネットから集客しよう」 と社内でご担当者が考えます。
早速、担当者はこの案件を要請するため、取引のある広告代理店などに連絡するわけです。
連絡を受けた広告代理店は、では早速とシステム構築の会社と協力して高い製品や、アプリケーション開発の提案をするんですね。
で、数十万、数百万を払って集客の仕組みを動かしてみたものの、まったく成果が上がらない・・・てなことになります。
なぜか?それは、この話の流れでよくあることとして、 「集客するための」 という本質のキーワードから「集客システムを作る」 というキーワードにすり替わってしまうことがあります。
っていうか、ほとんどがそうなっています。
たとえばこのような話を次のような進め方であったらどうでしょう。
「新規のお客さんが減ってきた!これは問題だ!」
「じゃ、新しいお客さんを呼ぶためにはどうしたらいいのだろう?」
「減ってきた理由は・・・近くに競合する新しいお店がオープンして流れているようだ」
「そこは、駅の改札でクーポンチラシを配ってお店へ誘導しているらしい」
「また、立地的な条件で新しいところは駅チカ、うちは郊外店にちかい立地だな」
「駅周辺は、激戦区なので駅のクーポン配布の効果は新しい店舗のほうが強いな」
「ウチは、郊外店であることを軸にして商圏の設定を広げたらどうか?」
「であれば、ガソリンスタンドにチラシを置いてもらってクーポンを配ろう」
「お店を中心に半径10km内にあるガソリンスタンドにクーポンチラシを置いてもらうお願いをしよう!」
「ガソリンの500円サービス券などをガソリンスタンドとタイアップでつくれば、互いの集客プランとしてお客さんの流し合いができる!」
「そのための予算として百万円だ!」
「クーポン利用者はレジで一言アンケートをとって、お店の感想や、クーポンの感想を記録しておこう」
いかがでしょうか? 「お客さんを集めるために」 という本質をブラさず考えを進めていくと、これだけ違った結果がでます。
私はお客様とこのような会話の流れを作ります。
では、なぜブレてしまうのか?
それは、「今どうなっているか?」を把握せずに考えを進めてしまうからです。
このステップを外した場合に浮かんでくるアイデアというのは、 「最近はやっているもの」 「隣のお店でやっていること」 「HOWTO本にのっていること」 など、一般的なキーワードからアイデアを拾ってしまいます。
しかし、一般論だけでお店が繁盛すれば簡単なことですが、もっと主体性と現実味をもって考えなければ答えは出ないはずです。
そのためにも、今どうなっているか?という現実を把握することと、自分のお店のウリや特色を味や品ぞろえだけでなく、周辺環境なども含めた全体的な洞察をすることが大切です。
そうすると、答えは効果のある結論に近づき、いくつかの方策を打っているうちに集客に対するお店独自のアプローチが出来上がってくるわけです。
いかがでしょうか?
皆さんもお店でも同じ局面を迎えていませんか?
イマイチ効果が上がらないなどであれば、過去に打った施策について一度振り返ってはいかがでしょうか?
残念ながらハマってしまうケースがあるかも知れません。
次からはこれで大丈夫ですね!
不安な場合はコメントで声を寄せてください!
では。。。
