きょうは、2週間前にした建設業新規許可申請の建設業者様の営業所調査の立ち会いをしました。調査項目の事前準備をしっかりしていたので、調査員さんとのやりとりも和やかにスムーズに行われました。クライアント様も無事終了して、ほっとしたようです。お疲れ様でした。
江戸時代のビジネスマンといえば、奉公人ですが、社長は大旦那(おおだんな)でその跡継ぎが若旦那ですね。
時代劇に出てくる若旦那は放蕩息子だったりすることがよくありますが、それはごく一部で、大きな店になればなるほど質実剛健に育てられたようです。
一番厳しいお店は祖母の子供として育て、十五、六歳の道理がわかる頃になって、「実の息子だった」と打ち明けて連れ戻して来るそうです。それくらい、厳しく育てるのですね。
若旦那が遊ぶのは、「大旦那」を継いだ時にお客さんを接待する技を学ぶためで、自分が遊ぶためではありません。
それから、大旦那ですが、派手にお金を使う豪商もいたようですが、それは例外中の例外です。
商売で得た利益を社会に還元して、周囲の支持を得ようとしたようです。豪商がいると町そのものが栄えるので、皆から尊敬もされていました。
「店は主(あるじ)のものと思うべからず。店を譲り受け、また譲り渡すまでの三十年の間の奉公と思うべし」
こういう覚悟を掲げるお店も沢山あったそうです。
天井に呉服を吊り下げていますね!