西東京市ひばりが丘駅北口 鎌田歯科の院長の鎌田です

 

毎日診療している中で、男女の考え方の傾向が感じられることがあります。

もちろんすべてが当てはまるわけではありませんが

 

例えば

定期健診である歯の根元から膿が出て少し腫れてるとします

骨の中には膿の袋が出来てるはずです。

男性にありがちな対応としては

「今は痛くないのでしばらく様子を見ます」

 

レントゲンで歯根が真っ二つに割れてるのがわかりました

通常は抜歯になる歯です

「今は痛くないので様子を見ます」

 

舌の側面に白班症と思われる病変があるのがわかりました

白班症とは前癌病変で、癌ではないが将来癌になる可能性のある病変です

「今は痛くないので様子を見ます」

 

という判断になりました

 

女性の患者さんであれば

「すぐに処置したいです」

「すぐに検査したいです」

という患者さんの方が多い印象です

 

インフォームドコンセントの考えが大事なので、説明の上患者さんの判断を待ちます

決して説得して治療することはありません。

 

難しい時代になりました。