西東京市ひばりが丘駅北口 鎌田歯科の院長の鎌田です
セカンドオピニオンをご希望される患者さんが時々いらっしゃいます
歯の治療は患者さんの希望によって正解は一つではないので、あくまで僕の個人的な意見としてお伝えしています。
患者さんの知りたいことは
「今の治療法が適正であるか?もっと適切な治療法があるか」
という事だと思います
例えば
「何となく義歯の調子がしっくりこない」
という患者さん
確かに残根があったり、適合が悪かったりで、あまり具合は良くなさそうですがそれなりに使えてるとの事。
今までバッチリ合った義歯は使ったことが無いようです。
年齢のこともあり処置は見合わせとなりました。
「以前に詰めた場所が時々痛くなったり、治まったりしているので心配」
という患者さん
かなり深い虫歯の治療跡ですが、レントゲン上でははっきりしません。それでも痛いという事は何かあるはずという判断をしました。
患者さんが思っているよりも悪化している可能性もありますが、この場合も今はそれほど痛くないので様子を見ることに。
食事に例えれば、行ったお店で、そこのお店が美味しいか、美味しくないかはわかるはずです。
ところが歯の治療になるとその部分の判断が難しいのです。
痛みが無い
段差や隙間がなくぴったりである
違和感がない
長持ちする
これらが大事ですが時間が経たないと判断できない部分もあります。
いちばん大事なことはセカンドオピニオンを欲しいとも思わない100%信頼できる主治医を見つけることだと思います。