デンタルケアとは?


当医院での定期健診ではデンタルケアをおこないます。


定期健診に行って虫歯も歯石も無かったとすると、何もすることが無いように思う患者さんもいらっしゃるかもしれません。


でもこの状態がデンタルケアのスタートになります。


まずは咬みあわせのチェックです。時間が経つと微妙に咬み合わせが変化してきて、咬み合わせのあたり方がずれてきます。

虫歯じゃないのになんとなく違和感がある場合はほとんどこれです。


次は歯のクリーニングです。

お茶やコーヒーやワイン由来の汚れを落とします。

それから歯にこびりついた膜状の汚れもみがいて落とします。

きれいになった所でフッ素を塗って歯を強化します。


次が口腔内マッサージです。咬み合わせが悪いと顎の周りの筋肉が微妙にゆがんだりこったりするので、そこもマッサージでほぐします。


通常の所要時間は30-40分になりますので、歯石が沢山ついていたりすると1回の来院では終わりません。


デンタルケアを継続してい受けている患者さんは10年以上そのままの経過の患者さんも多数いらっしゃいます。


今まで歯科医院のイメージは痛くなった虫歯を治療したり、歯石をとったりというものだったと思いますが、これからはデンタルケアの役割も大きくなっていくと思います。