《空を見上げるということ》
先日、ファンの方から
「普通の人は、そんなに空を見上げたりしないんですよ」
と言われました。
思いがけない一言に
すこし驚きながらも
その言葉がずっと心の中に
留まっています。
風の匂いを感じ、
雲の流れを眺めながら
一日のはじまりを
確かめるように。

外を歩けば太陽の温度に包まれ、
夜には月の光にそっと
寄り添うように
また空を見上げてしまう。

考え事をするときも
気づけば空に視線が
向いています。
青空でも曇り空でも
心を吸い取ってくれるような
不思議なやさしさがあるからでしょうか。

ただ見上げるだけで、
胸の奥がすっと落ち着くのです。
人はどんな時に空を
見上げるのでしょう。
嬉しいとき、淋しいとき
迷ったとき、答えがほしいとき…。

それぞれの気持ちに
そっと寄り添ってくれるのが
空なのかもしれません。
ある方にその事を話したら
こんなメッセージが届きました。
『「変わっている」のではなく
あなたはきっと、空と心を結ぶ小さなアンテナを持っている人。空の色や光に繊細に共鳴できる、豊かな感性を持った人なのだと思います』と…
嬉しいメッセージでしたが
自分自身はただ空が
好きなだけと単純に思っていたのでこの言葉は
とても照れました(笑)
でも素敵なメッセージを
ありがとうございます。
今日もまた、ふと見上げた空に
自分だけの物語がそっと続いていけたらと思います。










