先日、アンチドーピング講習会に行ってきました。

 

ドーピングとは「競技能力を増幅させる可能性がある手段(薬物あるいは方法)を不正に使用すること」です。

 

では、なぜドーピングは良くないのか? それには次のようなことが言われています。

 
1.フェアプレイの精神に反するため
   スポーツは統一したルールのもと、公平に競い合うことが前提となっているが、ドーピン
   グは公平性と真っ向から反する行為。
 
2.健康を害するため
   ドーピングにより、使用者の心身に悪影響を与える副作用(死亡例もあり)が確認されて  
   おり、競技者等の安全や健康を守るためにもドーピングは禁止されている。
 
3.反社会的行為であるため、社会や青少年に悪影響を及ぼすため
   選手がドーピングに手を染めていれば、そのスポーツを目指す者だけではなく、その選
   手にあこがれる者にもドーピングをよしとする風潮が蔓延し、結果として社会全体に悪影
   響をあたえるため。
 
4.スポーツの価値を損うため
   リオオリンピックでもありましたが、安易なドーピングを行うことで、その種目自体の信頼
   性を損ないスポーツ固有の価値を損なうことになる。

 

日本では東京オリンピックに向けて多くのスポーツでドーピング検査の導入をしていたり、導入の検討を始めています。

 

ドーピング検査は良いことだと思いますが、急速に広まると、予想外の問題が起こる事も多いので、東京オリンピックまでにはそのような問題がクリアされることを願います。

 

 

スポーツ外傷でお悩みの方は蒲田中央整骨院にご相談下さい。