今週は全般的に晴れのいい天気になりました。もちろん気温も上がってきて汗ばむ陽気になってきていますが、真夏ほどの状況ではないのため暑さで倒れるほどではありませんでした。
まずは葉っぱが黄変してきたニンニクの収穫から始めます。葉っぱが変色すると光合成が行われなくなり、これ以上球根に栄養が行かなくなるので収穫の目安になります。
一応試し掘りをしてみましたが、問題はなさそうですね。
そんなに数があるイメージではなかったのですが、今年は生育が良かったこともあり籠から溢れました。
特に大きかったのはこの18個。吊るしてみると中々の迫力です。
毎年ニンニクは余らせ気味なので、今年は頑張って消費していきたいと思います。
さて、いよいよもち麦を収穫していきましょう。メインはこの畑にあるもち麦なのですが、
所々、全然関係ない場所でこぼれ種から生えてきているものもあるので、それも回収していきます。
こっちも申し訳程度に植えていました。土の問題かあまり生育は良くないですが、収穫できる分は刈り取っていきます。
刈り取った麦は、稲架掛けがしやすいように縛っていきます。まずは最初の束を括ったうえで
もう一つの束を重ねて縛っていきます。そうすると1本の紐で2束作ることができ、2つの束の間、つまり最初の束を括った部分を稲架掛けに吊るすことができます。
ここは狭いので短時間で刈り終えました。むしろ麦の間の雑草を取り除いている時間の方が長かったかもしれない。
畑の脇に抜いた草を積み上げた場所がありますが、そこでもしっかり育ってきています。
むしろこちらの方がよく成長している気がします。大きさといい色合いといい、とても立派な麦です。
縛った麦は、先週用意した稲架掛けに吊るしていきます。天日で乾燥させると味がよくなるそうです。ただ、聞いた限りだと米の話であって、もち麦にそれが成り立つかどうかは分かりません。
倒伏対策にヒモで固定した株は風で倒れ込むことは無くなりましたが、今度は紐の部分で折れ曲がってしまうのでこれはこれで刈りにくいことが判明しました。ただ、倒れ伏して湿気が残るよりはマシだと思うのでやむを得ないのかもしれません。
畑の方も少し刈って、1日目はこれぐらいできました。
2日目でこれぐらいの進捗です。先は長いです。来週前半はまた雨っぽいのでちょっと時間が掛かるかもしれません。
奥の畑に植えたカボチャですがちょっと大きくなりました。ただ、
ライバルのオナモミに負けそうです。オナモミは背も高くなるのでかなり分が悪そうです。今なら抜くのは簡単なんですが、いかんせん数が多すぎです。もち麦の収穫が終わったらどうにかしたいけど、どうにかなるのかな。
クルミの花(雌花?)っぽいのが出ていました。この木ももう4~5年ぐらいにはなるのでそろそろ変化があっても良さそうです。
スイレンの花が咲いていました。あまり目立ちませんが、ひっそりと生き延びています。
まだ植えて2年ぐらいの温州みかんですが、少し実が付いたようです。これから成長するかどうかは分かりませんが。
一方、去年10数個実を付けたハッサクは、春先に葉っぱを食べられたためか4~5個ぐらいしか花が咲きませんでした。仕方ないですけど、今年はあまり実も期待できない感じです。
温州と同じ時期に植えた小原紅早生も一応実っぽいのは付いていました。まあこちらは来年以降に期待です。
柿の花も一部の木で咲いていました。相変わらず花が咲かない木は全くダメですが、去年よりは花の数が多そうです。
桑の実も生っていました。桑の木で鳥がウロウロしているのを見たので、熟れた実から啄んでいるようですね。
葉の上でこちらを見ているシオカラトンボ。ギンヤンマ・オニヤンマはまだあまり見かけませんが、シオカラはよく見るようになってきました。
稲架掛けの上に麦わら帽子を置いていたら、この上にも止まっていました。トンボは平らなところに止まりやすいんでしょうか。
クルミの葉で交尾中のペアも見つけました。沢には多分ヤゴもいると思います。オニヤンマのヤゴとか見てみたい気がしますね。
白いアゲハチョウがいました。よく見かけるのは黄色っぽいキアゲハと黒いカラスアゲハだったので白いナミアゲハは珍しいです。
と思っていたらハッサクの葉の上に思いっきり幼虫がいました。意外とナミアゲハも繁殖しているみたいです。
先週のとは別個体だと思いますが、また捕まったニホンカナヘビ。今回のはよく見ると脱皮中でした。アゴを上げて「まいったー」みたいな表情が素敵です。
久しぶりにケラ、所謂オケラを見つけました。隙あらば指の隙間に潜り込んでいこうとする力強さも久しぶりです。ほとんど土中にいるので中々見つけられないんですよね。調べてみるとこの子は空も飛べるみたいです。凄い。