今回は、ローカルなエチオピア料理のレストラン、
「Chane(チャネ)」をご紹介します
<レストラン外観>
<店内はローカルの人々で賑わっています>
<テラス席、、?>
しかし、このローカルな感じ!
一瞬、店に入るのを躊躇したくらいですが、
これを上回るローカルレストランもあるので、ここは序の口。
そして、今回食べたのがこちら↓
この見た目で、ウッとならないでください笑
これは、エチオピアの主食「インジェラ」といって、
発酵したパンケーキのようなもので、
ワットと呼ばれるソースや具材を手で包んでいただきます。
大皿でドーンとでてくるので、基本的には複数人でシェア。
今回は「ドロワット」というチキンの具材と一緒にいただきました。
<綺麗なインジェラ画像があったので拝借♡これなら美味しそうでしょ笑>
しかし残念なことに「インジェラ」をネットで検索すると、
けっこうな勢いで悪評が出てきます。
(「見た目は雑巾」とか「口に入れるとオエッてなる」とか、、)
ですが、インジェラの原材料は「テフ」というイネ科の穀物で、
玄米の倍以上の食物繊維や鉄分を含んでいて、カルシウムも豊富。
もともとエチオピアと隣国エリトリアでしか栽培されていなかったのですが、
栄養の優れたスーパーフードとして、欧米を中心に需要が急増しています。
見た目はいまいちでも、身体に良いのです!
味は、、個人の嗜好によると言っておきます。
ハマる人はハマる、魅力的なエチオピアのソウルフードです♡
ちなみに、今回行ったレストランのシェフは、
元皇帝料理人だそうで、テレビにも出るほどの人気者。
レストランの「Chane」は、彼の名前からとっています。
そして食後は、、
エチオピアといえば、やっぱりコーヒー。
持ち手がない、この形のカップでいただくのが伝統的。
香草をコーヒーにいれて、香りを楽しんでも良し。
さらには、お香(?)も焚いて香りを楽しみます。
こうしたコーヒーの飲み方をみていると、
エチオピア人は、香りに繊細だと感じます。
そして、エチオピアの文化は、
日本の文化に共通することも多いと思います。
例えば、エチオピアには、
「コーヒーセレモニー」という儀式があるのですが、
洗っていない生豆から1杯のコーヒーになるまでの流れを、
おもてなしとして振る舞う文化があります。
<白いドレスがエチオピアの正装着>
これは、日本の茶道に通じるところがあると思っていて、
他人をもてなすことを大切にする文化があります。
また、他のアフリカ諸国から来た人によく言われるのが、
「エチオピア人はバス待ちの列にちゃんと並んでいる」ということ。
他のアフリカ諸国では、有り得ないのだとか。
日本でも、列に並ぶのは当たり前のことですが、
エチオピアでもまた、よく目にする光景です。
規律正しい国民性なのです。
エチオピアは、アフリカで唯一ヨーロッパに植民地化されておらず、
独特な文化や国民性があり、国民はそれを誇りに思っているし、
(誇りに思いすぎてプライドは高い)
そんな文化を知っていくのが、とても興味深く面白いです。
、、ということで、話が広がってしまいましたが、
エチオピアにお越しの際は、ぜひインジェラ食べてみてね♡
有り難うございました