六本木ヒルズ映像ジャーナリズム:2/9日に東電会見でフリー排除に関して抗議したが、これについて、どう行動していくべきとお考えですか?
日隅さん:2/9の会見で、フリーランスが排除されていることに、他のメディア関係者は、何も言わなかった。メディアの排除を認めてしまうと、その排除は別の形態で続くことになりかねない。フリーランス擁護の発言があっても良いのではないだろうか。実際、海外メディアは第1回の現場取材の映像を提供してくれた。メディアがスクラムを組んで行動すべき。
ニコニコ動画七尾さん:政府に抗議した方が効果的と考えている。どのようにお考えか?
日隅さん:一般市民はどのような抗議行動ができるかという質問に対して。極端な抗議行動として「電気料金不払い」がある。欧米などでは庶民に求められた抗議行動である。「電話、メール」で抗議する方法もある。
上杉さん:50年後、100年後の日本人に恥じない行動をしてほしい。
日隅さん:従前からフリーランスは現場取材を要望してきたが、東電は2/20の現場取材にフリーランスの枠を設けなかった。フリーランスの枠を設けるように、様々な形で抗議していきたい。フリーランスが排除されていることを多くの方に知って欲しい。
長谷川さん:20kmの取材許可が全くおりない状況である。情報統制をここまでしている理由はなんでしょうか?外国人が20kmの取材をしていたら、逮捕されている。
日隅さん:何を隠していいのかわかっていないのではないか。政府が想定していないことが判明して、対応できなくなることを危惧しているのではないでしょうか。
ニコニコ動画七尾さん:2/20の福島現場取材にフリーランスを入れるべきである。これはフリーランスに体する差別ではないか。フリーランスの枠だけ東電に設定してもらえば良いと考えている。
日隅さん:同感です。フリーランス連絡会にも呼びかける。
ニコニコ動画七尾さん:フリーを雇用して、現場取材に動向させる方法は、3ヶ月間社員であることが参加前提という規約があるため、現実には厳しい。
上杉さん:自由報道協会として、震災直後から細野大臣には14回程度申し入れしている。結果として、無視されている状況である。