今日は、この前のブログに書いた②の腰痛について書きます
腰痛は私の病気にとって重大な症状のひとつにもなりましたので、気合い入れて書きます
私(脊髄小脳変性症)の場合を例として書いてみま〜す
上手く伝わるかな〜
脊髄小脳変性症の人(私)には体幹(胴体の筋肉)障害があります
脊髄小脳変性症になると、産まれもった小脳の素晴らしい能力で筋肉を自然に最適に動かすことが困難になります体幹障害の原因にもなっています
小脳の障害で何が起きるかというと、筋肉が過剰に動いてしまったり、過剰に動いてしまった分を戻そうとして、右往左往して身体が揺れます
上手く歩けなかったり、バランスが悪くみえたりするのも、小脳の能力障害が原因しています
身体が揺れたり、無理な体勢を維持していると何が起きるか?
筋肉が必要以上に動いてしまうために、筋肉に著しい疲労が蓄積して、筋肉に痛みがでます
特に背中の筋肉や腰骨の上の筋肉に痛みが出やすく、これが腰痛になります
私のいとこに、私より症状が進んだ脊髄小脳変性症の人がいますが、大分前(今は連絡取れなくなりました)に腰がギシギシ痛いと訴えてました。 たしか、私の腰痛が発生する前です
原因は同じだと思っています
さて、私が通っている個人病院は、理学療法士が何人もいて
技術的に優れた理学療法士も何人かいました
どうすれば腰痛が和らぐか、逆にどうすれば腰痛が酷くなるかを、体験し理解していける環境が整っていました
また、面の皮が特にぶ厚い私は 理学療法士が痛みが和らがない方法で治療していると、色々注文したり、文句を言ったり、指示に従わなかったりしていました
そうこうして約2年を経て、優秀な理学療法士が担当になり私の要求もこなしてくれ、今は腰痛が取れる満足いくリハビリ治療法にたどりつきました
腰痛が取れたら、理学療法士の貴重な時間を使わずとも、筋肉量確保や、体幹強化や、歩くためのリハビリは、やり方を教えてもらって自分でやればいいのです
・痛みを取ることで動ける身体にして(理学療法士の仕事)
・実際に動くことで必要な筋肉を鍛える←鍛えるっていうのも変かなぁ(自身の努力)
このようなリハビリを前向きなリハビリと呼びましょう
③で言おうとしていた内容が、都合良く言えたような気がするのでブログ③は書くのやめます
最近は、リハビリと称して、ただ介助して歩くのに付き合ったり、筋力トレーニングをしている理学療法士を見ると、他にやる事はないのか!と、腹が立つようになりました
療法士療法士は、主要となる筋肉の配置や筋膜の作用をよく知っていることが必要です
そして私の病気では、疲労して張っている筋肉を揉み解す事だけが腰痛防止に繋がってます
筋肉の血流が悪くて痛みがでたのではないのですから、押しても痛みは取れません
時間の無駄です
さて、私の病気では、筋肉に疲労が溜まって筋肉が腫れて痛みが出てる時は、筋肉の繊維と垂直方向に程良く揉み解すとしばらくして痛みが取れます
間違っても、高周波や低周波など電気的治療は行わないでください
筋肉が疲れているのに、電気的に筋肉を動かせば益々疲労して、筋肉がキンキンに張ってしまい、揉み解すことが困難になってしまいます
背中の主要な筋肉には、腰骨から肩まで伸びた起立筋が3本あり、その下には、脇腹近くまでで腰骨から肋骨までをカバーするように腰方形筋があります
痛みが出やすいのは、3本の起立筋とその間隙、腰方形筋の脇腹側の端っこ、そして腰骨の上ですまた、腰骨を起立筋が刺すような耐え難い痛みも出ます
腰痛を治すには、それらの筋肉が張った部分を痛みが小さくなるまで揉み解せばいいのです
できれば、肩甲骨辺りまで揉み解しておくと腰痛予防にもなります
技術的には難しくはないので、この病気以外の方も腰痛の有る人は試してみると良いと思います
私のカミさん(健常者)は、太モモの上からお尻が痛かったので坐骨神経痛と言われていました
しかし、私の介助で疲労が溜まってるかも?という勝算がありましたので、筋肉を揉み解すことに注意深くチャレンジしてみました
坐骨神経痛であれば、痛くなることはあっても痛みが小さくなることはないと考えて試してみたのです
今はお尻の痛みも引いて、ピンピンしています
最近は50肩になったと言ってますが、勝算はないので筋肉を揉み解すことは試しません。
長くなりましたので、②のブログは以上とします
失礼いたしました