皆さん、茗荷お好きですか?


夏場にやっこの
薬味として
用いる事がお気に入りの私。

この早稲田茗荷の旬は
9月から10月となります。

私が取引させて頂いてる
生産者さんは石神井にあります
井之口さんと言う方です。

このかたは、本当に本当に
丁寧に野菜を作られていて
いつもこのクオリティには
驚かされております。

この茗荷の産地は・・・。

東京にお住まいの方は
お分かりいただけるでしょうか?

丸ノ内線の駅にもあります
「茗荷谷」
都電の駅にもあります
「早稲田」
この一帯に古くは江戸時代から
庶民が江戸の薬味として
広く栽培したという
時代背景があるようです。

しかしながら昨今宅地化が進み
この茗荷畑もなくなり
一旦は息絶えそうになりました。

ところが以前からこのブログでも
紹介させて頂いている
江戸東京・江戸野菜研究会・代表大竹道茂さんが
何年か前、時代的背景を考え
この地をくまなく歩き
この地で原種とされている早稲田茗荷を
発見されました。
そしてその種を絶やさないよう
管理し、信頼出来る農家さんに
種を守って
作って頂き
今、私の店でも手にする事が
出来るようになりました。

本当にこういった
皆様のご苦労があって
今の私の店が、私の料理があると思うと
感謝、感謝の言葉しかでてきません。


そして今シーズンは
この早稲田茗荷の食べ尽くし特別イベント
なども盛況にて終わらせて頂きました。

な・な・なんと
このイベントにテレビ局が取材に来たり
https://www.youtube.com/watch?v=snXH39PyZ1A

この茗荷は
生でよし、揚げてよし、色味としてもよし
本当に用途が広く
私にとっては助かりました。

特にこの食べ尽くし会で
好評だった
「早稲田茗荷の肉巻きフライ」
これは食べ応えもあり
見た目も茗荷感あり
食べても肉のジューシーさを茗荷がフォローする
感じがたまらないです。

また来シーズン以降も
定番にさせて頂きます。

そんなこんなで早いもので
この江戸東京野菜特集も6回目

次回は後関晩生小松菜について
書かせて頂こうと思います。

それでは良い一日を~~