先日から引き続き
滝野川シリーズ。

先日の人参で
書き忘れましたが
この二つの野菜の歴史も記載しておきます。

この人参、牛蒡は
古くは江戸時代、
武蔵国豊島郡滝野川村(現在の東京都北区滝野川付近)で
作られていたものです。

品質の良さから
全国に広まって行ったと言う
時代背景があるようです。

でもある時を境にだんだんと
庶民の目から遠のいて行く事に・・・。

それはこの長さと細さにも
要因があるようです。

農家さんからすると収穫の際
相当、気を使いながら掘り起こしていかない
といけない。
途中で折れてしまうような事があると
商品価値が無くなる。

また流通の面から言うと
この細くて長い品物を
お客様の手元に無事に無傷で
届ける事の難しさ。

そんな各方面の事情も
相まって減少傾向になっている。

もちろん、直接的に
これだけが原因ではないのですが・・・。

そう言った側面も
こういった伝統野菜の衰退に
一部関係がある。

とまあ、こんな話は
この辺にして・・・。

滝野川牛蒡。


これの威力たるや!!
ビックリです!!

香りより
歯ごたえよし

当店では「きんぴら牛蒡」
「かき揚げ」
「茶碗蒸し」などに利用させて
頂きました。

上の三つの料理は
来シーズン以降も
定番としてどこかで
提供させて頂きます(笑)

ちなみにきんぴらは
「食感」を楽しんで


かき揚げは牛蒡本来の
「旨味」「食感」を楽しんで

茶碗蒸しは
「香り」を楽しんで

という思いを込めて提供させて頂きました。

どれもこの牛蒡には
皆様、楽しんで頂いたようです。

「香りが抜群」
「油で揚げても負けない食感が凄い」
などなど・・・。

数多くのコメントを
頂いております。
そのコメントも
私が今シーズン使った
江戸東京野菜の中でも
一番のコメント数であった事は
言うまでもありません。

今日も長くなってすいませんでした><

次回は早稲田茗荷のまとめをします。

それでは皆様よい一日を~~