当店で開店から今まで
お世話になった江戸東京野菜を
一日、1記事、1野菜でレシピや


感想を含めて
このブログで
まとめさせて頂こうかと考えました。

あくまでもこれは
私が使って
手に取って
感じた事であり
人それぞれ意見の相違がある上で
書かせて頂こうと思っております。


初回の今回は、なぜ?
私が?江戸東京野菜に
興味を持ったかを
書かせて頂きます。

長いですがお付き合いください


確かに今
オリンピックで
外国の要人を
「江戸東京野菜」で
「おもてなし」の一端をになおう
と言うプロジェクトが
進んでいたり
それに伴ってマスコミがこぞって
注目していますが
私はそんな事ではなく
もっと重要な理由があるのです。


皆様。
これから夏に
スイカを食べませんか?

その大量の種、
どうしてますか?
植えた事ありませんか?

発芽して、成長して
スイカが出来た事はありませんか?
そのスイカ、食べた事ありませんか?

美味しかったですか?

そこが問題なのです。

昔、小学校の理科の授業で
「メンデルの法則」を勉強した事
覚えていませんか?

もう、何十年前
いや100年以上も前に
この先生が遺伝の法則を見つけている。

これに伴って幸か不幸か?
我々人類は
交配種というアイテムを手にした。

それが今我々が手にしている
食材、野菜のほとんどを担っている。

これが美味しいか
美味しくないかではなく
流通の問題、
害虫の問題、
包装の問題、
収穫の問題など
数々の大人な事情で
我々の食材を交配種が支えてくれてる。

仕方の無い事もあるが
この交配種が
世の中を支えている。
といっても過言では
ないだろうと思う。

そして
交配種に対して
昔からある在来種。

私は思ったのです。
なぜ?
在来種は?絶滅しそうなのか?
味は美味しいのに・・・。

そう
交配種と真逆の場所に位置しているからです。
長かったり短かったり(流通)
害虫に弱かったり、
包装しづらかったり、
収穫しづらかったり・・・。

でも、でも、でも
よくよく考えれば
味は美味しい。

味がおいしいと言うより
私が江戸東京野菜(在来種)に
触れて思った事は
「しっかり香り」
がある。
どんな食材においても
「香り」がしっかりしている。

これが私がこの野菜達に
興味を持った理由である。


われわれ現代人は
美味しい(イコール)=甘くて柔らかい
という風潮がある気がする。


なににおいても
昔から伝統のあるもの
引き継がれているものは
そこには確固とした理由がある。

現代において
伝統を守るのは非常に「難しく」
伝統を壊すのは非常に「簡単」である。

だからこそ今一度
「超」文明が発達した
この世の中で
昔から守られてきた
美味しい野菜を見直してみませんか?

見直して後世に残して行きませんか?

そんな事も考えて
江戸東京野菜に
触れさせて
調理させて頂いてます。

次回の記事は
わが町
東京練馬
江戸東京野菜の代表格
「練馬大根」について
書かせて頂こうと思っております


それでは良い一日を~~