リズムと代償! | 池田晋作(saku)の「笑う門出には福来る」

リズムと代償!

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本日のトピック

リズムと代償!


「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子どもの声聞けば 我が身さえこそ ゆるがるれ」



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今年もこの地に戻って参りました。


霊峰 富士


2009年にワクワク飲みの富士山ツアーをきっかけに毎年お盆休暇を利用し、かれこれ5度目の富士山です。

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初めての富士山登山のときは、高山病やら冷たい雨・風やらに完膚なきまで叩きのめされましたが、2回目の富士山登山からようやく自然のリズムに慣れたのか?・・・・・楽しむ余裕が出てきたと思います。

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やっぱり富士山の醍醐味は「ご来光」ですよね。

登り始めには、満天の星が輝き、夜明けになると徐々に空が明るくなり、雲の隙間からひょっこりと太陽が頭を出す。

目の前でそれを見ると、赤く輝く球体のようなものが雲という海から浮かび出てくる・・・・・なんかけったいな表現ですが、そんな感じです。


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九合目あたりだったでしょうか。

まだ小学校に入る前くらいの幼い男の子が泣きわめきながら、富士山を登っていました。

もちろんその男の子の横には両親がいたのですが、父親は・・・・・

「泣きわめいても目の前に頂上が現れないし、周りから頑張れと声を掛けられても、最後には自分の足で登らなきゃ頂上に行けないぞ!」


登山においてご来光を見るとか、頂上からの景色を見るとか、楽しみがたくさんあるのですが、その代わり、冷たい風に晒されたり、太陽の光の暑さや長く険しい登山道で体力が消耗したり・・・・・つまり「代償」があるんですよね。

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下山のとき、「行きはよいよい 帰りは怖い」という言葉に象徴される通り、体力と精神力をフルに活用して下山しました。


下山して自家用車に辿り着いたとき、思った事は・・・・・

本当に生きて帰ってこられて良かった。ただそれだけ。

登山時は呼吸のリズムを整えて登りましたが、下山時はかなり乱れました。

 「蒼の時」 辻村燐太郎

満天に輝く星たちよ・・・・・・
君たちは わたしの願い。
君たちは わたしの命。
君たちは わたしの夢・・・・・・。

満天に輝く星たちよ・・・・・・
君たちは わたしの愛。
君たちは わたしの悲しみ。
君たちは 私の涙。
そして、わたしの人生。

あ、そうそう、登山のとき、ふとNHK連続小説「あぐり」の登場人物の辻村燐太郎さんの詩を思い出しました。冒頭しか憶えていませんでしたが。



YouTubeから拝借しています。


坂本九で「見上げてごらん夜の星を」


でもこの歌はちゃんと憶えていました。


満天の星を見ながら、気付いたら口ずさんでいました。


今思うと、自然は私たちの象徴、私たち人間は自然の縮図かもしれませんね。




今日も最後までのお付き合い、ありがとうございます。






いけだしんさくより。



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