病院をハシゴしている裏で、
仕事をしておりました。
昨年6月に出会った、
愛知県は武豊町にございます、
江戸末期から続く、
伝統的な味噌蔵様。
なんと、
味噌蔵と猫を描いてみないかとご提案いただき、
味噌蔵見学をいたしました↓
伝統工芸や手仕事は大好物、
ひこ屋です。
建物からすでに萌え炸裂、
たまりません。
味噌蔵内は、
昼間でも薄暗く、
独特な空気感でした。
見やすいように、
電気をつけていただきまして↓
巨大な味噌樽が並ぶ、
迫力ある空間が目に飛び込んできました。
以前、
確か味噌とは関係ない、
こういう樽を作る職人がいなくなって、
樽を作ることができないと聞いたことがありました。
味噌蔵の方に伺うと、
樽もそうだが、
樽を留めている竹職人もいないと、
こぼされました。
これ↓
竹職人がいないから、
鉄で代用するのですが、
鉄だと錆びてきて樽を傷めるそうで↓
見ると、
切ない気持ちになります。
現在も、
味噌樽は現役。
樽に材料を仕込む際は、
機械を使うようになりましたが、
機械を使うまでは木桶に材料を入れて、
人力で運んでいたそうで↓
この木桶だけでも、
相当重い。
味噌職人、
重労働。
味噌蔵の見学が終わった後、
当時の職人さん、
生き字引なおじい様が登場して、
詳しく話してくださいました。
材料を詰めた桶は
それだけで30キロはある
太ももに桶を乗せて運ぶのだが
前掛けをすることで皮膚を守る
桶を肩に乗せる
それを大八車に積んで運河まで運んで船便で出荷
踏まえて作画すると、
こんな感じ↓
味噌樽、
くっそ難しい。
あの使い込んだ色も、
竹職人が編んだ竹も、
何もかも。
味噌樽に限ったことではありませんが、
全てのモチーフに対して、
描けない、
描けないと、
いつも半泣きになりながら描く、
作者です。
その上、
大量の仕事を抱えた昨年の秋、
コロナに罹った挙句、
仕事のシワ寄せで心が圧死。
心が壊れる音はあまり静かで
手遅れになるまで気づけない
なんて歌詞が耳に入ってきて、
あぁ
他人事だと思ってたけど
もしかして自分もブルースウィルス?
と想像できた時には、
すでに絵が描けなくなっていました。
味噌蔵さん、
おじいさん、
納品が遅れて本当ごめんね( ;∀;)
予定より半年以上遅れて、
やっと出来上がりました↓
まずは、
ステッカーを作りました。
ステッカーは、
・傳右衛門の直売所
・まちの駅 味の蔵たけとよ
直近だと、
今週末の、
クリエーターズマーケットで、
販売いたしまーす(=゚ω゚)ノ
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