ブッカー賞作家 "グレアム・スウィフト" の小説「マザリング・サンデー」を映画化。第1次世界大戦後のイギリスを舞台に、名家の子息と孤独なメイドの秘密の恋を描いたラブストーリーです!  (原題 : Mothering Sunday,  上映時間 : 104分,  製作 : 2021年/イギリス, R15+指定)



監督は、フランス生まれでパリのソルボンヌ大学卒業後、ロスアンゼルスにあるアメリカン・フィルム・インスティチュートで演出の修士を取得。『青い欲動』『バハールの涙』の "エバ・ユッソン"。



キャストには、『アサシネーション・ネーション』『グッバイ、リチャード!』の "オデッサ・ヤング"。



『ライオット・クラブ』『ゴッズ・オウン・カントリー』『幸せの答え合わせ』の "ジョシュ・オコナー"。



『オリエント急行殺人事件』『女王陛下のお気に入り』『ファーザー』の "オリビア・コールマン"。



『キングスマン』シリーズ、『メリー・ポピンズ : リターンズ』『スーパーノヴァ』の "コリン・ファース"。



《アップリンク吉祥寺にて観賞》

亜麻色の長い髪のジェーン (オデッサ・ヤング) は、ニヴン家に仕える孤児院育ちのメイド。メイドに許された年に一度の里帰りの日 (マザリング・サンデー=母の日) の出来事を描いています。



ニヴン家の夫婦役 (オリビア・コールマンとコリン・ファース) の、2大名優がしっかりと脇を固め、若い俳優が生き生きと演じているのが良かったです。



ジェーンが大人になり、著名な作家となってから過去を思い出すストーリー。時間軸が行ったり来たりする構成が、少し違和感を覚える形になっていて、頭の中を整理するのが大変でした。