世界最先端の肥満の科学とは?!非運動性熱産生(NEAT:ニートを増やす) | <製薬会社の社長>畠山兼一郎のブログ

世界最先端の肥満の科学とは?!非運動性熱産生(NEAT:ニートを増やす)

(京都大学教授 国際電気生理運動学会会長 森谷敏夫先生の研究室にて学ぶ)


皆さん、こんにちは!


森谷教授から教わったダイエットの真実、第2弾!の情報です!




皆さんはご存知でしょうか?


国民一人あたりのカロリー摂取量のピークは昭和50年の1日2226kcalで 平成23年は


1846kcalだそうです。


高脂肪な欧米食が日本に蔓延して現在のほうがカロリーを取り過ぎている感がありますが、実は昔のほうが摂取していたのですね。


飽食の時代なんてのは真っ赤なウソ!


もちろん高齢化が進んでいるという理由もありますが、これは〈お米の摂取量の差〉だそうです。


宮沢賢治の「雨ニモマケズ」にもありますように、昔の日本人は1日に玄米を4合食べていたのですのね。


大きめのおにぎりにしたら10個ですよ!

ではなぜ現代人はメタボが増えているのでしょうか?

答えは簡単。

運動不足です。

特に男性にこの傾向が多いです。


食事は減ってきているのに、それ以上に動かないから食べ過ぎたのと同じ状況になっているわけです。

動かなければ必ず太る!

そこでタイトルにもあります非運動性熱産生(NEAT:ニート)をどう上げるかがポイントとなってくるわけです。

ニートとは日常の何気ない動作のことを言います。

1日のカロリー消費は


 約50%が基礎代謝 

②食後誘発性熱産生 

③運動(1時間歩行ではたったの100kcal

NEAT(非運動性熱産生)→1日の何気ない動作すべて


これだけなのです。


1日の大半の時間を占める何気ない動作をどのように意識するかが、現代のダイエットのポイントとなる!と先生はおっしゃいました。

食事が減ってきているのにブクブク太ってきています。 


安静時を1とした場合のエネルギー消費倍率は立っている動作は1.2倍、階段を登れば8.0 倍もカロリーを消費するそうです。


つまり一日中座っている人と一日中立って仕事をしている人には大きな差が出てくるようです。


知っているのと知らんのとではエライ差がでますわ。