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 終活をするうえで大事なこと



人の終活をしていて感じた教訓、やった方がいいことをまとめてみました。




STEP.1通販は最小限にする


通販や定期購入をよくしていた伯父。
入院して医者から『もう自宅へは帰れません』と言われてから、伯父の代わりに自宅のみならず、光熱費やNHK、保険の解約などもしていたのですが、

一番困ったのが、通販の存在と解約でした。

どのくらいやっているのか、何社、定期購入?それとも単発?など、全くわからなかったので、不在票を片っ端から返品手配して、商品名から契約した販売会社を調べて解約手続きをしました。

支払い済みなのかどうかもわかりませんでしたが、伯父の場合は全て口座引き落としにしてあったので、そこは助かりました。

私も通販に頼ることもあるので、なるべく通販しないように、やっても月1くらいの頻度に抑えて、上手くやりくりしていこうと思っています。





STEP.2委任状は元気なうちに貰う!1親等の住民票を持っておく



伯父夫婦は2人とも、自分で生活することが困難な状況にあったものの、『まだ大丈夫だろう』(現実逃避のような、回復してきっと帰ってくるという期待に似たような感覚だったかも)そんな考えになってしまっていたけど、老衰で一日中寝ていたり、起きてても会話ができなくなってきてから慌てて委任状を書いてもらいました。

役所に『委任状を書いてもらってください』と役所に渡された委任状を書いてもらい、その後の同じ役所の手続きでは、1親等の父(兄弟)が伯父との関係がわかる書類(住民票)と委任状を持参して、代理で伯父の手続きをするうえで必要でしたが、書いてこいと言われた役所に『これ何ですか?』と、まぁ、委任状を持って手続きに来た理由や委任状が何なのかを理解できていない窓口に当たってしまい、苦労しましたが(本当に役所というのは・・・)
役所以外の手続き、自宅の賃貸の解約や銀行、郵便局では委任状は役に立ちました。

自分以外の親や親族の人の終活をおこなう場合は、そういった予定があるなら元気なうちに本人に委任状を書いてもらうのがいいです。

自分ももしも誰かにやってもらう必要や予定があるなら、渡しておくといいのかもしれませんね。







STEP.3適度に捨てる、汎用性、安定感のある物を選ぶ


もう、これに尽きますね。
私も暮らしやすさや使いやすさを軸に、タンスを買い換えてこれを機に服も半分くらい手放しました。

流行や気分だけでは買わない。
これから重ねていく年齢に沿っていっても合うような、デザインや着心地を考えて選んだり、季節問わず使えそうな物、また、中長期的に使えるものに厳選する。

物は少ない方がいい。
足りなくなったり、壊れたりしたら、買い替えればいい。
どんどん追加していくのではなく、買いえる、捨てて本当に必要だったら買う。


STEP.4気がついたら、気がついた時に捨てる


『後で』は絶対に来ない。
『今』しかない。
いや、私の場合は『今しかなかった』からできたのかもしれない。

『もう帰ってこない』それは、本当にそういう現実が訪れるということなのだけれど、ショックとか悲しんでいる暇が無かった。

マジで物が多かった。もう帰ってこない自宅賃貸の家賃支払いが勿体無いので、1~2ヶ月で退去を目指したものの、途中、何度か途方に暮れた。
几帳面な性格もあった伯父でだったので部屋の中は整頓されて机やタンスの上には物が煩雑に置かれたりはしていなくて、綺麗そのものだったんですが、引き出し収納の中が物が多かった。

文具や好きだった通販の広告、趣味の本や新聞の切り抜きなどが、それはもうたくさん出てきました。ちゃんと折り畳んだり、ひとつひとつを空き箱や缶などに整頓して入れてありました。ですから、引き出しの中も綺麗に整頓はされてました。が、その引き出しの収納が多かったので、途方に暮れるほど苦労しました。

そして、お陰様で『私も捨てよう』と決心がついた。
部屋の中の引き出しやタンスの中身の半分捨てた。売った。

仕事・カメラ・服・鞄があれば生活できるから、物も減量必至ですね。


STEP.5収納は洋服タンス以外に1つか2つあればいい



収納に入れたが最後。収納の闇に消える。( •᷄ὤ•᷅)
レギュラー以外は、収納から出てくるのは数年後とかです。しかもその時の行き先はゴミ袋だったりする。

しかも深い収納や蓋付きの収納は、洋服以外の雑貨は収納の闇に消えやすいので、極力避けたいところです。

ゴミの日行きになったり、使用頻度が低い物や
買った記憶から消されやすい物は、

買わない、持たない、欲しがらない。

この三ヶ条大事です☝️✨


STEP.6安易に『買う』を選択しない


片付け業者曰く、テレビでよくやっている買い取りで高価な額がついたりとかは、本当に数百件に数件有るか無いか程度で、ほとんどがは破棄になるそうです。
服なんかはセカンドストリートさんなどに聞くと数十円の世界。家財道具は『木』ということで、虫などが入ったり、また、経年劣化で虫などがはいりやすい素材だから、本当に保存状態が非常によかったり、価値がつく物の他は売り物にはならない。全て廃棄になるそうです。かく言う伯父宅も全て廃棄になりました。

購入時の出費よりも価値は無いに等しいのなら、それはもう虚しいというか、なんというか。
『何をそんなに大事にしていたのだろうか』と我が振り直せでした。いい勉強になりましたよ。おかげで物を手放す踏ん切りが付きました。

そういったプロの業者からのアドバイスや、伯父宅の片付けなどを経て、安易に『買う』を選択しないようになってきた。

コンビニやスーパーに『たまには何か食べたいな』と入ってみるも、買わずに出てくることも多い。
今の所有物をフル稼働させることに面白みも感じます。

終活や片付けは捨てる機会が多いですが、『失う』わけではありません。『終わる』わけでもありません。
今という時間軸を自分の持ち時間を、より快適に生きるための手段です。快適な暮らしが始まるのです。